席亭から 



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秋晴れのいい天気になった。風もさわやか。津田沼サンペデック前の公園ではお琴と太鼓の演奏が続いている。 2006.10.14(Sat)
秋晴れのいい天気になった。風もさわやか。津田沼サンペデック前の公園ではお琴と太鼓の演奏が続いている。日本情調がゆったりとダイナミックに流れている。津田沼界隈はこれで静かに力強く活性化するのだろう。
千葉工大のグランドが整備されている。2年後には20数階の高層建築の校舎がにょっきりと建つようだ。そうすると幕張メッセの灯も見えなくなるのだろう。今のうちに眺めておくのもいい思い出になるかもしれない。
夜のデズニーランドの花火も津田沼南口10万坪巨大開発でやがて見えなくなるのだろう。こちらもいまのうちに津田沼囲碁クラブから、華麗な花火を眺めておくのもいいかもしれない。
はるか南方では台風18号が発達しているそうだ。この大型台風の進路も気がかりだ。
第26期NECカップ囲碁トーナメント戦が長野市長野県県民文化会館 で今日行われている。 2回戦第1局(高尾紳路本因坊 対 趙治勲十段)
    第2局(山下敬吾棋聖 対 羽根直樹九段)
高尾本因坊の過密スケジュールが気にかかる。スタミナ十分の体躯だからおそらく大丈夫だと思う。日本の囲碁界に旋風を巻き起こして、活気を取り戻してほしい。


今日は一日中、昨日の第31期名人戦挑戦手合七番勝負・張栩名人ー高尾紳路本因坊の一戦と、第25期女流本因坊戦五番勝負の一戦でもちきりだった。 2006.10.13(Fri)
今日は一日中、昨日の第31期名人戦挑戦手合七番勝負・張栩名人ー高尾紳路本因坊の一戦と第25期女流本因坊戦五番勝負の一戦でもちきりだった。
「名人戦はすごかった」
「あの最後のコウ継ぎで決まったね」
「4子をつないだらどうなったのかな」
「あの取られで負けたかと思ったよ」
「中央の石はよくしのいだね。居直り強盗なんて言っていたが、なるほどと思った」
「やっぱり高尾君の碁は厚いからしっかりしている」
「これで名人戦もタイトルにいよいよ王手だね」
「張栩名人は高尾本因坊が苦手なのではないか」
本当によかった。津田沼も挑戦者の勝利に沸いていた。来週の決戦・第5局は10月18・19日、静岡県伊東市「わかつき別邸」で行われる。歴史に残る名局を見せてもらいたい。
名人位奪取まであと1勝。高尾さんの勝利を祈る。
第25期女流本因坊戦五番勝負第2局は矢代久美子女流本因坊が勝って、東北対決は1勝1敗となった。こちらは棋譜が見えなかったが、お互いに白番で1勝して、残された3番勝負が見ものだ。挑戦者の祷陽子五段のタイトル奪還を期待したい。祷陽子五段がんばれ!
津田沼は高尾本因坊と祷陽子五段の応援団がいっぱいだ。両タイトル戦の話題で一日中もちきりだった。 


第31期囲碁名人戦七番勝負の第4局は、熱海市の「あたみ石亭」で打たれた。放送時間の6時まで津田沼囲碁クラブのテレビの前は黒山だった。asahi.comで見ていたら、午後7時22分、挑戦者の高尾紳路本因坊が張栩名人に364手で白番半目勝ちした。これで対戦成績は3勝1敗となった。
第25期女流本因坊戦五番勝負第2局は「裏磐梯猫魔ホテル」で行われ、 矢代久美子女流本因坊が挑戦者の 祷陽子五段を275手までで、白番1目半勝ちした。対戦成績は1勝1敗となった。
2006.10.12(Thu)
少し歩いてみると暑いくらいだった。近隣公園のテニスコートでは女性たちが黄色い声を張り上げて跳ね回っている。男性たちは黙々と打っている。落ち葉がだいぶ落ちて積もっている。歩くたびにかさこそと音がする。東屋では将棋の名人戦が進行している。松林には腐葉土がさらに広げられて敷かれている。こんなにどこから掻き集めてきたのだろうか。
ヨークマートでパンを買って、近くの公園でゆっくりと腹ごしらえをした。カケスがしきりに鳴いている。ドウスズも鳴いている。ケイトウ、ベコニア、サルビア、ススキ、コスモス、キバナコスモスなどが咲いている。
広い芝生の上は昼時で家に帰ったのか、たった一人ぼっちだった。見上げると青い空に、ぽつんぽつんと浮かんでいるのは、うろこ雲とは少し違うようだ。空は実に広い。
薬円台公園では「花と緑のジャンボ市」が明日から15日まで開かれる。今準備に大わらわだ。薬円台高校では生徒たちが植物の観察をしているのか、植栽を一つ一つ調べていた。
「先生これはなんと言うのですか?」
「ゲッケイジュだよ」
教材にでもするのだろうか先生は葉を取っていた。私も塀の外から聞いてみた。これはなんですか?
「それは栴檀ですよ。小学校や中学校によくある緑の標本です」
ゲッケイジュ、カシ、ハナミズキ、栴檀、シイ、など植栽は種類も多い。学校は体育館の改修をしている。
薬円台駅前公園の木は上半分がばっさりと切られてしまった。長年かけて作ったと思われるカラスの巣もあっけなく取られてしまった。切った枝をトラックに積んで運び出していた。
今日は汗ばむ陽気だった。
第31期囲碁名人戦七番勝負の第4局は、熱海市の「あたみ石亭」で打たれた。放送時間の6時まで津田沼囲碁クラブのテレビの前は黒山だった。asahi.comで見ていたら、午後7時22分、挑戦者の高尾紳路本因坊が張栩名人に364手で白番半目勝ちした。これで対戦成績は3勝1敗となった。第5局はこの18・19に伊東市の「わかつき別邸」で行われる。
第25期女流本因坊戦五番勝負第2局は「裏磐梯猫魔ホテル」で行われ、矢代久美子女流本因坊が挑戦者の 祷陽子五段を275手までで、白番1目半勝ちした。対戦成績は1勝1敗となった。


いよいよ第4局に突入した。世界の囲碁ファンが注目する第31期名人戦七番勝負 第4局が始まった。 2006.10.11(Wed)
いよいよ第4局に突入した。世界の囲碁ファンが注目する第31期名人戦七番勝負 第4局が始まった。場所は「あたみ石庭」asahi.comでは、武宮陽光五段が実況中継しているから雰囲気や舞台の模様など手に取るように分かる。なかなかいいサービスだと思う。
解説者の話だと挑戦者高尾本因坊が白番で実利を稼いでいるようだ。受けてたつ張名人は黒番で厚みを背景に攻めているようだ。どちらかと言うと普段とは反対の棋風で打っているそうだ。これは実に面白い。相手の土俵に入って相撲をとる姿勢はすばらしい気概だと思う。これでこそ名人上手と言われる所以だろう。
写真を見るとなかなかいい所だ。対局場も落ち着いている。お昼のメニューはいかにもうまそうだ。こんなうまいものを食って眠くならなければいいが。激しいぶつかり合いは見応えがある。2日目もしのぎを削る戦いが展開されるのだろう。
津田沼ではテレビの前に応援団が黒山のように集まっている。解説の中野寛也九段は一生懸命だ。聞き手の万波佳奈女流棋聖もなかなかうまい。
明日も1手1手が見逃せない。高尾挑戦者に是非とも勝ってもらいたい。そうすれば記念すべき祝賀会が出来る。


今日もからりと晴れてさわやかな一日だった。
今日は寝待ち月。座って待ってもなかなか来ないので寝ながら待つ月、という意味だそうだ。臥待月とも言うようだ。
2006.10.10(Tue)
今日もからりと晴れてさわやかな一日だった。デデッポッポー、デデッポッポー。キジバトが鳴いている。緑が多いせいか近隣公園の近くはカラスやキジバトが巣を懸けている。ムクドリの大群もいるのだが、彼らの巣はどこにあるのだろうか?
クサギが咲いている。紺碧色の実もなっている。赤紫色のがくとのコントラストもいい。ケヤキの葉は風当たりのいいところはだいぶ色づいてきた。サクラの葉はむしりとられてだいぶ薄くなっている。このあたりもそろそろ紅葉が始まるのだろう。
公園の松林に入ったら、もたもたして纏わりついてくる感じで歩きにくい。どうしたのかと見回したら、小型のブルドーザーが置いてある。これで落ち葉を集めて敷き詰めたようだ。腐葉土をつくるのだろうか。
公園は子供と遊んでいるお母さんが多い。子供たちはお母さんと一緒でキャーキャーと嬉しそうだ。けっこうにぎやかだ。
公園を一歩出ると商店街は昔のような活気がない。シャッターを下ろしたところもある。どうしてなのだろうか。街全体が静かになった感じだ。やはり街の中心は商店街なのだから、ここに活気がないとさびしい気がする。店構えの大きなラーメン屋さんに入るとお客は一人だった。昔は街路樹が程よい大きさで、明るい商店街だった。今では大木になってしまって商店街を覆っている。そのせいだろか少し暗くなっている感じがする。
久しぶりで少し歩いたら汗ばんできた。ぶらぶらとしながら、とりとめもないことを考えている。ブッーブッーと警笛が鳴った。ついふらふらとはみ出してしまったようだ。考え事をするにも場所を選んでからにしないいけない時代になってしまった。
薬円台では高校生たちが走っていた。競技大会に向けて走りこんでいるのだろうか。荒い息遣いが聞こえてくる。
囲碁クラブには葛西でこの間まで碁会所をしていた竹口さんが来ていた。血色もよく元気いっぱいだ。うらやましい。
今日は寝待ち月。座って待ってもなかなか来ないので寝ながら待つ月、という意味だそうだ。臥待月とも言うようだ。


雲一つない快晴となった。今日は体育の日。「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」という趣旨の祝日だそうだ。 2006.10.09(Mon)
雲一つない快晴となった。体育の日。「スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう」という趣旨の祝日だそうだ。東京オリンピックの開会日を記念して定められた。今日はまさにぴったりの体育日和だ。第18回出雲全日本大学選抜駅伝、全日本ユースなどたくさんのイベントが繰り広げられている。
中国や韓国では囲碁は体育に入っているそうだ。囲碁は体育なのかもしれない。囲碁も体力がしっかりしていないと、長丁場の対局にはなかなか勝てない。
李先生が今実戦教室で教えている。評判がよくて生徒さんも増えている。先生の持論は、「先ず基礎体力をつけなさい」ということを繰り返し教えている。W杯サッカーなどを見ているとやはり身体能力がものを言うものだ、としみじみ思ってしまう。
「囲碁でもそうなんです」
これが李先生の持論だ。中国や韓国はなぜ日本よりも強いのか。世界選手権戦で日本は勝てなくなっているが、どうしてなのだろうか。囲碁が強くなるにはどうすればいいのですか?
「基礎体力をつけることが先決です」
「基礎体力とは読む力です」
どうすればその力がつくのですか?
「詰め碁と実戦をしっかりやることです」
しっかり確実に、速く読む力がついていれば、たしかに強くなると思う。私の場合は何回も聞いて理解はしているつもりなのだが、なかなか実行に移せないでいる。
今日は居待ち月。立って待ってもなかなか出ないので、座って待つ月の意だそうだ。サンペデックの7Fから、東の空を見ると、千葉工大の上にお月様が顔を出している。


第31期棋聖戦のリーグ戦が終わった。AB両リーグの優勝者で、挑戦者決定戦が11月に行われる。
今日も台風一過の好天気に恵まれた。東の空には立待ち月が出ている。
2006.10.08(Sun)
発達した低気圧が大暴れして各地で被害が続出した。雪が降ったところもあったそうだ。
パリーグのプレーオフが始まった。アメリカのプレーオフは自然な形だが、日本のはどうも不自然な感じがする。「どうもシックリこない」という意見が聞かれる。無理にプレーオフをしなくてもいいような気がする。来年からはセントラルもプレーオフをするそうだが、ファンが納得する面白い仕組みをゆっくりと考え出したらどうだろうか。
今年のセントラルは中日が中盤から独走してしまい、ファンはがっかりしてしまった。来年は下位チームがもっと研究して、終盤までデッドヒートを繰り広げてもらいたい。
第31期棋聖戦のリーグ戦が終わった。Aリーグは羽根直樹九段と張栩名人が4勝1敗で同率となったが、順位が上の羽根直樹九段が優勝となった。Bリーグは小林覚九段と加藤充志八段が同率となり、順位の上の小林覚九段が優勝となった。挑戦者決定戦は11月に行われる。
山下敬吾棋聖に挑戦するのはどちらか、棋聖戦も面白くなってきた。
囲碁クラブは台風一過の好天気に恵まれて囲碁ファンがわんさと押しかけてきた。明日もまたさらに多くなるだろう。おそらく快適な囲碁日和となるのだろう。やはり囲碁は最高に面白いゲームだ。知らない人にはぜひこの醍醐味を教えてもらいたいと思う。
今日も台風一過の好天気に恵まれた。東の空には立待ち月が出ている。なんとなく碁石にも似ている感じがする。


今日は嵐の後の洗濯日和だった。風は強かったが青空が気持ちよかった。
第30回オセロ世界選手権大会が水戸で開かれている。オセロは水戸で生まれたそうだ。
オセロはシェクスピアの歌劇「オセロ」から名をとったそうだ。
2006.10.07(Sat)
今日は嵐の後の洗濯日和だった。風は強かったが青空が気持ちよかった。第30回オセロ世界選手権大会が水戸で開かれている。オセロは水戸で生まれたそうだ。
昨日の読売新聞を見いていたら、「発祥地・水戸で『オセロ世界選手権』」が目にとまった。旧制水戸中1年生の長谷川五郎さんが、碁石で相手の石を挟んで取る遊びを考え出したのが、オセロの原型だそうだ。遊び心が強いというか、好奇心旺盛な青年だったのだろう。
3(み)10(と)と語呂合わせで、30回大会が水戸で開かれることになったそうだ。オセロもなかなかやるものだ。おもんぱかるに、長谷川青年は囲碁を打っていたのではないだろうか。そして、もしかして、○○○しまって石をいじっているうちに、オセロ誕生となったのではないだろうか。いつか機会があったら、聞いてみたいと思う。
オセロはシェクスピアの歌劇「オセロ」から名をとったそうだ。日本オセロ連盟の解説が実にうまい。
「美しき白人の妻デズデモーナ(白石)を持つ黒人将軍オセロ(黒石)が緑の平原(緑の盤)で勇敢に戦う波瀾万丈の物語ですが、それはオセロゲーム(黒石、白石、緑の盤、波瀾万丈の内容)そのものでしょう」と載っていた。
大会は6、7日に予選を行い、上位4名が8日の決勝トーナメントに進むそうだ。オセロは世界中に広まっている。なんと世界40カ国9千万人の愛好者がいるという。
大しけで波の高い千波湖を見下ろして、代表選手たちが、しのぎを削っている。時間が許せば見学に行きたかった。長谷川五郎会長さんの満足そうな笑顔が見えるようだ。
上天気になって囲碁クラブは満員だった。ハマコーさんはびしっと決めていたが、テレビにでも出演したのだろうか。囲碁三昧の囲碁ファンはこのまんまるな十六夜の月を眺めて、何を思いながら家路につくのだろう。


朝から大雨が降っている。風もけっこう強い。台風16号と17号が日本列島に近づいて心配したが、どうやら直接の上陸はなさそうだ。しかし暴風雨となって大変だった。
「囲碁」(11月号)が届いた。「日本初の囲碁美術館」が載っている。
2006.10.06(Fri)
朝から大雨が降っている。風もけっこう強い。台風16号と17号が日本列島に近づいて心配したが、どうやら直接の上陸はなさそうだ。しかし低気圧と二つの台風が一緒になって大暴れだった。
そのせいだろうと思うが、囲碁クラブはみんなで寝転んでもいいくらいに、スペースがゆったりとしている。もっともこの雨風を押して出かけてきた囲碁ファンは、ゆったりと囲碁を楽しめたし、1目は強くなっているのではないだろうか。
今日は中秋の名月だが、雲の上ではお月様がまん丸に浮かんで、ウサギが餅つきをしているのだろう。下界ではまるで嵐だ。こんなお月様不在を、雨月とも無月とも言うらしい。
李先生の所に中国から月餅が届いたそうだ。
「こんなの初めてだよ」
と喜んでいた。中国では今日が中秋節。この日にはみんなで集まって盛大に祝うのだそうだ。
「こんな日に一人はさびしいよ」
こんな日は誰でも侘しくなる。今日は先生の担当する囲碁教室があるから、熱が入って盛り上がるのではないだろうか。
「囲碁」(11月号)が届いた。KEN Fighting Series が面白い。新鋭プロvsアマ強豪打ち込み12番勝負はいよいよ真打の登場だ。(株)ケン・コーポレーションの田中健介社長が登場した。対する相手は最近好調の鈴木歩三段。アマ側の勝ち星が先行していて、ますます面白くなっている。
その「囲碁」に、「日本初の囲碁美術館」が載っている。この夏オープンした山梨県北杜市の「囲碁美術館」が紹介されている。日本棋院に長年勤めた長森義則氏が館長を勤めている。氏のペンネームは樹老人。「囲碁未来」の中で囲碁双六や囲碁浮世絵を紹介していた。
「囲碁が暮らしの中に広範囲にかかわってきたことを、多くの方に知っていただきたい」
と抱負を語っている。津田沼でも「囲碁文化史展」を開いたが、その時は全面的な協力をしていただいた。実はオープン前に案内をいただいていたのだが、まだ行けないでいる。近いうちに見学に行ってみたいと思う。
「紅葉の頃に行ってみたいですね」
これが津田沼囲碁クラブのスタッフたちの気持ちのようだ。


秋雨前線が刺激されて今日も全国的に雨が降っている。
第31期新人王戦三番勝負の第3局が昨日、日本棋院で行われた。白番・松本武久六段が黄翊祖七段を破り、対戦成績2勝1敗で新人王のタイトルを獲得した。
第25期女流本因坊戦五番勝負第1局が今日岩手県花巻市「佳松園」で行われた。白番の祷陽子挑戦者が3目半勝った。
2006.10.05(Thu)
千葉工大の前を歩いていたら風に乗っていい香りがしてきた。匂いの方角を見るとサンゴジュの間にキンモクセイが植えてある。花の色は薄い橙色というのだろうか、この匂いは何を何へ伝えているのだろうか。お知らせを受けて、おそらく蝶や蜂たちが群がるのではないだろうか。
その向こうにはイチョウの大木が並んでいる。つけているギンナンの実はもう熟しているようだ。夏の頃に比べるとすっかり秋の色になった。
だいぶ涼しくはなっているが、なかなか気温は下がらない。そう思っていたが、目にははっきりとは見えないが、静かにあたりは秋の色に変わってきているようだ。さすがに自然の懐は、はかりしれないほど大きい。
大型といわれている台風16号と17号が南太平洋で発達している。日本列島をうかがっているようだ。
ていたいする秋雨前線が刺激されてか今日も全国的に雨が降っている。
第31期新人王戦三番勝負の第3局が昨日、日本棋院で行われた。趙治勲十段の門下生・松本武久六段が黄翊祖七段を破り、対戦成績2勝1敗で新人王のタイトルを獲得した。
第25期女流本因坊戦五番勝負第1局が岩手県花巻市「佳松園」で行われた。新婚対決といわれているこの五番勝負は世界の囲碁ファンの注目の的だ。
初防衛を目指す矢代久美子女流本因坊に挑戦しているのは祷陽子五段。6期ぶりの返り咲きを狙っている。
第1局は白番の祷陽子挑戦者が3目半勝った。津田沼は大騒ぎになっている。この勢いでぜひともタイトルを奪取してほしい。



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