席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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朝のうちはお天気が心配だった。夕方は西の空がすっきりと晴れて、富士山がくっきりと浮かんでいた。
千葉市コミュニティーセンターで第25回千葉市船橋市市民親善囲碁大会があった。
2006.11.12(Sun)
朝のうちはお天気が心配だった。夕方は西の空がすっきりと晴れて、富士山がくっきりと浮かんでいた。こんな日は実に気持ちがいいものだ。
天気予報では上空には真冬並みの寒気団が南下しているそうだ。日本列島を台風並みに低気圧が発達している。全国的に大荒れの気圧配置だそうだ。北の方では冬将軍が早くも到来して、大変なようだ。
千葉市コミュニティーセンターで第25回千葉市船橋市市民親善囲碁大会があった。新京成、京成、ちば都市モノレールと、乗り継いで会場に着いたのは、8時半頃だった。9時受付開始、開会式は9時半だった。
当日都合で欠席者もいて、急遽出場することになった。大会開始は10時半。一回戦の対戦相手は審判の加畑さん。大石を次々と召し取られて、負けてしまった。2回戦は竹下さん。細かく負けて残念だった。3回戦は津田さん。もしかしたらチャンスがあったのかもしれないが、負けだった。残念ながら3連敗。
津田沼からも大勢参加していて、試合の合間に聞いてみると、成績がいい人が多かった。今回は船橋側が勝った。帰りにJR総武線から見る西の空は、すっきりと晴れて、富士山がくっきりと姿を見せていた。


今朝は雷が鳴っていた。天気予報によると上空には寒気団が張り出してきているらしい。 2006.11.11(Sat)
今朝は雷が鳴っていた。天気予報によると上空には寒気団が張り出してきているらしい。一方低気圧が日本列島に沿って東進しているそうだ。このぶつかり合いで雷が鳴り雨が降っているらしい。
アメリカの中間選挙はどうなるかと、世界が注目していた。この結果を見ると、アメリカの国民は長い民主主義の歴史があると思った。天下りや官製談合、汚職などは徹底的に叩かれ、政策の誤りもスタンドプレーで欺いてしまうどこかの国とは大違いだ。まさに国民に審判権がある。ブッシュ大統領の言いなりになって、お先棒を担いでイラク攻撃を仕掛けたのはどこだったろうか。このままごまかされてしまうのだろうか。
さて、これから囲碁界はどう発展していくのだろうか。日本棋院も新しい体制ができて、いろいろと施策が提案されているようだ。大事なことは囲碁ファンの声をよく聞くことではないだろうか。
関西棋院も塩川理事長が就任して以来活気が出てきているように見える。それぞれ今までの経緯もいろいろとあるだろうが、この辺で囲碁界発展のために、大同団結してはどうだろうか。日本ばかりでなく世界の囲碁ファンは、関西棋院と日本棋院の統一を望んでいるのではないだろうか。


今日もぽかぽかとしていた。小春日和というのだろうか。何かとせわしなくなっているが、小春日和は神様からの何よりの贈り物の感じがする。 2006.11.10(Fri)
今日もぽかぽかとしていた。小春日和というのだろうか。何かとせわしなくなっているが、小春日和は神様からの何よりの贈り物の感じがする。
昨日今日と高尾紳路名人本因坊の祝賀会の話題が多くなっていたが、近いうちに行われるようだ。高尾さんは史上6人目と言われる第二冠を制した。囲碁ファンが全国で祝福しているにちがいない。
忙しい中をふなばし読売の伊藤編集長が来てくれた。と言うよりは「ふなばし読売杯2006グランドチャンピオン戦」のカップを届けてくれた。ふなばし読売新聞社には囲碁クラブ創立当初からずっとお世話になっている。いろいろと話を聞かせてもらった。アドバイスも受けた。
何かと厳しい情勢だが、これからも囲碁普及を持続するために、勤めて生きたいと思う。「囲碁は世界平和のためにも大事な文化ですね」
編集長は囲碁は打たないが、囲碁の精神をよく理解していると思った。


今日は穏やかないい天気だった。すっきりと青空がのぞいていた。 2006.11.09(Thu)
今日は穏やかないい天気だった。すっきりと青空がのぞいていた。御茶ノ水まで用事があって出かけたが、みな忙しそうに動いているが、初冬に入っているという感じはしなかった。
神田川の川面に浮かんでいるのは藻だろうか、それとも落ち葉だろうか。ゆったりと流れている。なんとなく神保町の方に歩いて行った。昔の学生街もだいぶ様子が変わっている。この間入江さんに教えてもらった古本屋さんを探した。確かこのあたりと見当をつけて行ったのだが、そう簡単には見つからなかった。たしか囲碁将棋専門の古書店と聞いていた。うろうろ、きょろきょろしているうちに、一軒の古本屋さんの前に出た。看板を見ると案の定「囲碁将棋・趣味の本!」アカシヤ書店だった。
古くは江戸時代の寛永からはじまって、平成まで見たいものがずらりと並んでいる。何冊か手にとって見ているうちにほしくなってしまった。
北の丸公園に足を伸ばしてみたが、紅葉はまだだった。紫の花が咲いていた。公園の樹木はかなり太いものもある。クスノキ、スダジイ、タブノキなど一回りも二回りもあるものがずらりと並んでいる。千鳥が淵に浮かんでいるのは落ち葉だろうか。ボートも浮かんでいる。


今日は絶好の紅葉狩日和と思っていたが、津田沼囲碁クラブは満員だった。明日もまたいい天気らしい。
しかし囲碁ファンはやはり囲碁を打っているのが、一番楽しいのだろうか。
2006.11.08(Wed)
寒冷前線が南下してきて、冬の気配がしてきた。北の方では大荒れの天気になっている。
今日も何かと用事があったので、早く出てきた。落ち葉がだいぶ積もっている。かさこそと踏む落ち葉の音は、何か微妙に暖かい。
これで火事の心配がなければ、焚き火でもするのだが。芋でも入れておけば、そのうちほかほかの焼き芋が出来る。この焼き芋が格別嬉しかった。栗なんかを入れておくと、パーンと勢いよくはぜたものだ。近年は「火の用心」ということで、この焚き火光景はこの辺りでは、とんと見かけなくなってしまった。
「火の用心」では、昔はよく「かまど」で煮炊きをしていた。主にマキや薪それに、熊手で集めたサラギ(落ち葉)などを燃やしていた。夕方になると子供たちは「火の用心!」「火の用心!」「マッチ一本火事の元!」などと大声で怒鳴りながら、家々のかまどを見回ったものだ。
「やあ、ごくろうさま!」とねぎらってくれたものだ。干し柿や乾燥芋、みかんやりんごなどを出してくれた家もあった。そうでないところからは、失敬して腹ごしらえをしたものだ。
中には不謹慎な子供仲間がいた。
「何だ、お前は。どこをのぞいているんだ!」
お叱りを受けていた。あれは遠い昔のことだった。
今日は絶好の紅葉狩日和と思っていたが、津田沼囲碁クラブは満員だった。明日もまたいい天気らしい。
しかし囲碁ファンはやはり囲碁を打っているのが、一番楽しいのだろうか。


習志野の新井田さんから、またマラソンレポートをいただいた。彼の世界マラソンは残すところあと5カ国だそうだ。 2006.11.07(Tue)
今日は暖かくなっている。これから荒れ模様になるらしいが、今のところはそんな兆候はない。北から寒気団が流れ込んでいると、天気予報では言っている。
二十四節季の一つで「立冬」だが、冬は小雪、大雪、冬至、小寒、大寒と続いている。こう並べるといかにも冬の感じがする。この季節感は日本ならではのものだろう。
習志野の新井田さんから、またマラソンレポートをいただいた。彼の世界マラソンは残すところあと5カ国だそうだ。すでに国際マラソンBig3、1)シドニーマラソン2)ゴールドコーストマラソン3)メルボルンマラソンをクリアーしているそうだ。
先月8日には第29回メルボルンマラソンの参戦した。読ませてもらったが生々しい息遣いが聞こえる記録だった。突然のアクシデントにもめげずに、克服完走した喜びがにじみ出ていた。同行した仲間が優勝して、祝賀ムードに包まれる喜びが、如実に描かれていた。
26日にはオークランドマラソンに出場した。今そのレポートをまとめているそうだ。
「また行ってきましたから読んでください。一番大事なのは血流ですよ。藤崎さんもだいぶ歩いているようですが、それが一番ですよ」
新井田さんは囲碁にも打ち込んでいる。囲碁教室でも熱心に勉強している。眼がいきいきしている。


ツワブキが咲いている。晩秋から初冬にかけて咲く花だそうだ。
第31期名人戦七番勝負の話が今日も出ていた。
2006.11.06(Mon)
ツワブキが咲いている。晩秋から初冬にかけて咲く花だそうだ。「現代俳句歳時記」で調べたら、石蕗(つわ)になっている。キク科の常緑多年草で、花茎の先に枝を分けて、鮮黄色の頭花を散房状に開く、とあった。
天気予報では寒気団が南下してきているようで、今日明日と変わりやすいとか。最も明日は立冬だから、季節の変わり目に来ているからだろうか。山の方は紅葉が見頃だそうで、そちらの方に出かけている人たちも多いのだろう。
第31期名人戦七番勝負の話が今日も出ていた。こんなに多くの人たちに祝福されて、高尾名人本因坊も幸せだと思う。みんなの期待にこたえて、さらに精進を願いたい。
「目頭が光っていた」
「感激したんですね」
お食事をしながら、成田のSさんがニコニコしながら言っていた。


第32期天元戦五番勝負が始まった。一方第31期棋聖戦はA、Bリーグの優勝者が挑戦者決定戦を行った。小林覚九段対羽根直樹NHK杯優勝者の一戦は、小林覚九段が勝ち、10年ぶりの棋聖戦七番勝負に挑むことになった。 2006.11.05(Sun)
第32期天元戦五番勝負が始まった。河野臨天元に挑戦するのは山下敬吾棋聖。第1戦は河野天元が激闘の末に勝った。四天王に続くと評判の高い河野臨天元。幸先のいいスタートになった。
一方第31期棋聖戦はA、Bリーグの優勝者が挑戦者決定戦を行った。小林覚九段対羽根直樹NHK杯優勝者の一戦は、小林覚九段が勝ち、10年ぶりの棋聖戦七番勝負に挑むことになった。山下敬吾棋聖との七番勝負は面白くなりそうだ。
津田沼囲碁クラブの「津田沼囲碁道場三役リーグ」がスタートしている。評判を聞きつけて若手の強豪も参加してきている。ベテランも気が抜けない迎撃態勢で臨んでいる。勢い白熱戦が繰り広げられ、ますます盛り上がる様相を呈している。期間は11月から来年の1月まで、観戦していても面白い。
今年も早くも霜月になり、何かと気ぜわしい毎日だが、こんな時こそ一日一局は囲碁を楽しみたいものだ。これが何よりのリクリエーションになるのではないだろうか。


第31期囲碁名人戦七番勝負は挑戦者の高尾紳路本因坊が勝った。一夜明けた今日も津田沼囲碁クラブは大変な騒ぎだった。 2006.11.04(Sat)
第31期囲碁名人戦七番勝負は挑戦者の高尾紳路本因坊が勝った。一夜明けた今日も津田沼囲碁クラブは大変な騒ぎだった。
「もしもし、祝賀会はいつやるんですか?」
「今相談しているところです」
「よかったね。高尾さんは本当に強いね」
「津田沼にはいつ来るのかね」
「今忙しい最中だから、そのうち来ますよ」
電話は鳴る。お客さんからは声をかけられる。なんと言っても名人位のタイトルはみんな関心を持っている。まして本因坊防衛に続いての名人位奪取とあって、マスコミも大騒ぎだ。
今朝の朝日では「信じられない。幸運でした」とあくまでも謙虚に答えていた。NHKでも「幸運でした。勉強してタイトルにふさわしい力をつけたい」と言っていた。
高尾紳路名人・本因坊の誕生を囲碁ファンは喜んでいる。こんなすばらしい棋士の誕生は囲碁ファンの誇りだ。
今日は朝から晩まで、高尾紳路名人・本因坊の誕生を祝福する声を聞いていた。さらなる棋道精進を期待したい。
高尾紳路名人・本因坊、おめでとうございます。


第31期名人戦七番勝負第6局は挑戦者の高尾本因坊が白番3目半勝ちし、通算4勝2敗となり、名人のタイトルを奪取した。津田沼囲碁クラブではテレビの前が黒山になり、大竹名誉碁聖の解説を聞いていた。275手で5時55分に終局した。高尾本因坊の名人奪取に大きな拍手が沸き起こった。
高尾さんおめでとう!
2006.11.03(Fri)
第31期名人戦七番勝負第6局は挑戦者の高尾本因坊が白番3目半勝ちし、通算4勝2敗となり、名人のタイトルを奪取した。津田沼囲碁クラブではテレビの前が黒山になり、大竹名誉碁聖の解説を聞いていた。5時55分に275手で終局し、高尾本因坊の名人奪取に大きな拍手が沸き起こった。
「早く祝賀会をしなければならんね」
「高尾さんは張栩さんに強いね」
「碁が厚いが最近はヨセも強くなっているよ」
「こんなに嬉しいことはめったにないね」
ベトナムから帰ったばかりの細田さんは大の高尾ファンだが、「いやあ、もうたまらないよ。乾杯だ!」とビールで乾杯をしていた。
高尾さんおめでとう!


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