席亭から 



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何かとあわただしくなってきた。今週の「週間碁」を見ると、第1回大理旅遊杯世界女流プロ選手権の報告が載っている。 2006.12.11(Mon)
今年も押し詰まって、何かとあわただしくなってきた。今週の「週間碁」を見ると、第1回大理旅遊杯世界女流プロ選手権の報告が載っている。
11月25日から29日まで、第1回大理旅遊杯女流選手権戦は中国の雲南省の大理と昆明で行われた。報告者は囲碁ライターの酒巻忠雄さんだ。彼はさすがにうまいと感心した。長年囲碁編集の道を歩んできただけに、すばらしい報告になっている。これがプロなのだと思った。
日本からは6名の女流プロが参加したそうだ。日本でベスト8に残ったのは矢代久美子ひとり。決勝は来年の5月に3番勝負で行われるが、決勝戦に残ったのは韓国の朴さんと金さん。優勝賞金は150万円。
囲碁のプロの世界は韓国と中国が日本を一歩リードしている感じがする。プロの人たちは日本の囲碁界の底辺を広げ、盛んになるためにも国際棋戦でも活躍してほしいと思う。
ここのところ日本列島は西高東低の冬型の天気が一層厳しくなっている。囲碁界も西高東低の気圧配置になっている。この流れを押し戻す流れに変わることを願いたいものだ。
「冬来たりなば春遠からじ」
とならないものだろうか。


新京成は今までは松戸ー京成津田沼間だったが、今日から京成千葉線に乗り入れになった。千葉中央駅まで乗り換えなしで行けるから、だいぶ便利になった。 2006.12.10(Sun)
今日は久しぶりで気持ちのいい青空が広がった。少し歩くと汗ばむほどだ。これを小春日和と言うのだろうか。
新京成は今までは松戸ー京成津田沼間だったが、今日から京成千葉線に乗り入れになった。千葉中央駅まで乗り換えなしで行けるから、だいぶ便利になった。気のせいだろうか、いつもより乗客が多いような感じだ。たしかに千葉に買い物に行く時とか、野球やサッカーを見に行く時は、楽だろうと思う。
津田沼囲碁クラブはお天気がよかったので、出足もよかった。三役リーグをはじめ、手合いに熱が入っている。用事の合間にパンダネットで囲碁対局をしたが、成績がよくなかった。
第31期名人就位式で藤沢秀行名誉棋聖が「屈屈伸」と揮毫した書を披露したが、味わいのある言葉だと思う。この時入江親子は高尾名人・本因坊と握手をしたそうだ。いい記念になったと思う。


「第31期囲碁名人就位式をテレビで見たよ。よく映っていたよ。昨日は行けなかったが、藤沢秀行師匠も来ていたね。あの揮毫した名文句はなんともいいね」 2006.12.09(Sat)
「昨日はよかったですね」
「おかげさまで楽しませてもらいました」
「最高でしたね」
「よく集まりましたね」
などなど、昨日の参加者から感想が寄せられた。よほど満足したのだろう。
「高尾名人の挨拶もなかなかよかったね。30歳であれだけの挨拶が出来るとは、さすがですね」
今日はだいぶ冷え込んでいるが、昨日の参加者からは暖かいものが伝わってきた。
「第31期囲碁名人就位式をテレビで見たよ。よく映っていたよ。昨日は行けなかったが、藤沢秀行師匠も来ていたね。あの揮毫した名文句はなんともいいね」
津田沼の高尾ファンはよく見ているなあ、と感心した。


今日は東京會舘で第31期名人就位式があった。
「もっと勉強して名人にふさわしい強い棋士になりたい」
高尾新名人の挨拶が心に残った。
2006.12.08(Fri)
今日は東京會舘で第31期名人就位式があった。新名人には高尾紳路本因坊がなった。高尾さんは史上6人目の大二冠となった。
いただいた招待状を持って、津田沼の高尾ファンたちと出掛けた。逆コースのがらがら快速に乗り、囲碁談義に花が咲いた。東京駅で降りて、丸の内ビルのクリスマスツリー・イルミネーションはまばゆいばかりだ。丸の内仲通りは街路樹がイルミネーションで飾られてクリスマスの雰囲気を醸し出している。きれいだった。クリスマスのジングルベルのBGMも流れている。今年ももう少しになってしまった。
東京会館では高尾さんのご両親、朝日新聞、日本棋院関係者のお出迎えを受けた。12階の会場は広く、お堀端も望める。
就位式は会場を埋めた450名を超える参加者の熱気で盛り上がった。立錐の余地がない。こんなに身動きが取れないほどの就位式は初めてだ。入江さん親子も参加していた。最前列に陣取っていたが新名人との記念写真は撮れたのだろうか。
津田沼のグループは舞台のまん前のテーブルに構えた。式典が始まり、前には人垣が出来てしまい、写真も上手く撮れなかった。
日本棋院岡部理事長の允許状授与。朝日新聞秋山社長の賞金授与。塩川関西棋院理事長の祝辞。師匠の藤沢秀行名誉棋聖の挨拶。乾杯。歓談に入り、木谷一門三羽烏の石田芳夫、小林光一、武宮正樹の話。記念撮影。
東京會舘は料理が美味しいとの評判があるが、美味しい料理は長蛇の列。久しぶりに会う友達との歓談は尽きない。あっという間にお開きになってしまった。
「もっと勉強して名人にふさわしい強い棋士になりたい」
高尾新名人の挨拶が心に残った。




第54期王座戦は挑戦者の山下棋聖が3度目の挑戦で王座を奪取した。 2006.12.07(Thu)
今日は大雪。北海道や東北地方では雪が降った。この辺りも寒い一日だった。日本列島はお天気が下り坂だそうだ。
第54期王座戦は挑戦者の山下棋聖が3度目の挑戦で王座を奪取した。今回は山下棋聖の積極性が功を奏したのではないか、と言われている。山下棋聖は天元位にも挑戦中だが、来年1月には棋聖の防衛戦もある。対局続きだが、王座奪取で勢いがついたのではないか。楽しみになってきた。
明日は名人就位式だ。高尾名人・本因坊の晴れ姿を見に行こうと思う。



第54期王座戦五番勝負の第4局は、明日名古屋市の「マリオットアソシアホテル」で行われる。 2006.12.06(Wed)
今日は天気予報で小春日和と言っていた。午前中は雲が多くて今日も寒いのかと思いながら出てきた。
近隣公園のテニスコートでは、ご婦人たちがキャーキャー言いながら飛び回っていた。最近は女性たちが元気がいいと言われているが、楽しく運動をしてこの後またカラオケなどをやっているのだろうから、まあ元気になっても不思議はない。コートの脇ではぺちゃくちゃとおしゃべりをして、ストレスはどこかへ飛んでいってしまうのだろう。
冬木立の中をぽつんと歩いていると、いろいろなものが見えてくる。およそ30年前はこの公園の木々も細かったのに、歳月は偉大な力を持っているものだ。昔から比べるとだいぶ切り倒されて本数は少なくなっている。それでもどの木も太く逞しくなっているから、林は薄くなっていない。公園の係りも手入れが行き届いていて、腐葉土がぎっしりと敷き詰められている。樹木の栄養も満点と言うところだろうか。
薬円台公園では高校生たちが、10数人ずつのグループに分かれて、あちらこちらでなにやらしている。恐らく演劇の出し物の相談でもしているのではないだろうか。若者は実にうらやましい。
第54期王座戦五番勝負の第4局は、明日名古屋市の「マリオットアソシアホテル」で行われる。張栩王座に挑戦する山下敬吾棋聖は2勝1敗と勝ち越している。明日はいよいよ決戦になった。どうなるか日経囲碁サイト「e-碁サロン」 で観戦してみたい。


湯島聖堂は紅葉も少し盛りを過ぎている。イチョウの黄葉は今が真っ盛り。聖堂には孔子の像もある。 2006.12.05(Tue)
今朝はだいぶ冷えてきた。用事があって朝早く御茶ノ水まで出かけた。
湯島聖堂は紅葉は少し盛りを過ぎている。イチョウの黄葉は今が真っ盛り。道には落ち葉が降り積もっている。カヤの木は元気だが碁盤が取れるまでにはまだ年月が掛かりそうだ。聖堂には孔子の像もある。
囲碁史研究家の水口藤雄さんの「囲碁の文化史」によると、孔子は論語の中で「飽食終日、無所用心、不有博弈者乎、為之猶賢乎已」といっている。「腹いっぱい食べて頭をはたらかせることなく無為に日を過ごすよりは、双六や囲碁でもしているほうがまだましだ」という意味だそうだ。囲碁の効用を認めていたようだ。
日本列島には寒気団が襲来して雪、霜、氷と冬の季語が目白押しになってきた。木枯らしや北風の吹いた夜は冬銀河が輝いている。
碁盤を宇宙に見立てると、囲碁は奥深いものだ、と思う。囲碁は名人上手といえども汲めども尽きない底知れない魅力があるようだ。囲碁にとりつかれた囲碁ファンが今日も囲碁三昧に耽っている。


囲碁(新年号)が届いた。KENFighting SeriesUが始まった。解説は大渕盛人九段。 2006.12.04(Mon)
囲碁(新年号)が届いた。KENFighting SeriesUが始まった。解説は大渕盛人九段。お弟子さんの内田修平初段がアマ強豪の玉置節丸さんと打った碁を解説している。見応えがある。大渕盛人九段は「院生コーナー」でも院生の対局を解説している。
大渕九段の薫陶を受けて期待の星が進出してくることを期待したい。
津田沼囲碁クラブは今日も満員だった。元気で碁を打っているのが何よりだと思う。
ここのところ寒気団が大陸から張り出して、北の方では雪になっているそうだ。この辺も朝晩はだいぶ冷え込んできている。日中は暖かいのだがこんな時は風邪を引かないように気をつけたい。


週間碁を見ていて、さすがだと感心した。冬季特別採用で大渕盛人九段のお弟子さんが入段した。大渕九段のお弟子さんが3年間に5人も入段したそうだ。 2006.12.03(Sun)
週間碁を見ていて、さすがだと感心した。冬季特別採用で大渕盛人九段のお弟子さんが入段した。大渕九段のお弟子さんが3年間に5人も入段したそうだ。謹厳実直で誠実な人柄は誰からも信頼されていいる。手本のようなプロだ。お弟子さんたち同士の切磋琢磨もいい刺激になっているに違いないと思う。大変すばらしい偉業だと思う。
今では内弟子を採って面倒を見ているプロは少なくなっている。これからも世界で活躍出来るプロを育成してくれることを期待したい。
昨日の日経新聞の夕刊を見ていたら、東大で囲碁の初心者を教育する研究がされているそうだ。大人を対象にした囲碁の初心者教育は、大変興味がある研究だと思う。研究の成果に期待したい。
西高東低の気圧配置で冬晴れが続いている。昨日は紅葉真っ盛りの鎌倉にハイキングに出掛けたKさんは昔の同僚と楽しかったと聞かせてくれた。
「押すな押すなで、まるで銀座通りのようだった」
「八幡神宮はイチョが見事だった。今が見頃だね」


太田さんが「日経新聞に千葉工大のツインビルのことが載っていたよ」と教えてくれた。早速調べてみると一昨日の日経新聞に「大学校舎 街のシンボル」と載っているではないか。 2006.12.02(Sat)
すっきりと青空だった。日中は暖かくて気持ちがよかった。少し歩いたのだが、汗ばむほどだった。少し早く歩くだけで体の調子がよくなるような感じがする。公園では少年野球の試合があるのだろうか、元気よく掛け声を掛け合って練習をしていた。
公園の道には落ち葉が降り積もっている。この上を歩くのは気持ちがいい。かさこそは癒しの音だろうか。
薬円台高校のハナミズキの赤い実は小鳥が啄ばんでしまったのだろうか。栴檀は葉はだいぶ薄くなった。実の方はまだ青い。
囲碁クラブは12月に入って、混んできたような感じがする。
太田さんが「日経新聞に千葉工大のツインビルのことが載っていたよ」と教えてくれた。早速調べてみると一昨日の日経新聞に「大学校舎 街のシンボル」と載っているではないか。「千葉工大がツインタワー 津田沼駅南を活性化」と載っているではないか。ツインビルには2010に完成して、地域に貢献すると言っている。ダイエーの跡地も来年には新しいテナントが入る予定だそうだ。いよいよ楽しみになってきた。


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