席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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今日は大晦日。2006年が終わる。長い歴史の中での一こまだが、振り返ればいろいろなことがあった。 2006.12.31(Sun)
今日は大晦日。2006年が終わる。長い歴史の中での一こまだが、振り返ればいろいろなことがあった。この一こまの歴史がないと次につながらない。実は大事な1年だった。
自分は何も出来なかったと思うが、しかし今年は来年に向かっての土台になる。
来年はどんな年になるのだろうか。なにか自分の歴史の中で大事なものになるような気がする。
囲碁界も発展するように祈りたいと思う。
戦争では平和にならないことを大きな犠牲を払って人類は分かってきたのではないだろうか。世界がどうか平和になるように祈りたい。
世界中で囲碁がゆっくりと楽しめるようになることを願はずにはいられない。
囲碁ファンの皆さんが回りの人たちに囲碁を広めていただきたい。一緒に楽しめる日が来ることを楽しみにしたい。
今年は大変お世話様になりました。スタッフ一同と共に感謝申し上げます。
どうぞよい新年をお迎えください。


いよいよ晦日になった。 2006.12.30(Sat)
いよいよ晦日になった。風も強く寒さも厳しいが、富士山がくっきりと眺められる。沈む夕日に向かって、来年こそはよい年になりますように、祈りたい気持ちだ。
昨日今日と囲碁文化史の研究家が来てくれた。日本の伝統的な文化である「囲碁文化」を大事にしたい。志を高く持っている研究家たちだ。長年地道に努力してきたこの人たちは、古文書や美術品を発掘したり収集したり展示したりしている。
この人たちも日本の囲碁文化が再び盛んになり、世界に冠たる囲碁王国を復活させたいと願っている。


囲碁教室の先生が「毎日小学生新聞」(12月15日号)を見せてくれた。その「歴史の時間」に「囲碁の歴史は?」(国立歴史民俗博物館・篠原徹)が載っている。 2006.12.29(Fri)
今日も北西の風が強かった。寒気団が北から張り出して日本海側は雪になっているようだ。暖冬と言われているが、さすがにこの時期になると本格的な冬になったようだ。
冷たい風が吹き抜けていく。ヒューヒューと木の枝が風を切っている。すっかり葉を落とした冬木立が頼もしく見える。少し速く歩いていると息が苦しくなる。西の空には富士山がくっきりと浮かんでいる。
天皇杯サッカーの準決勝はガンバ大阪と浦和レッズが勝ったようだ。元日には決勝戦が国立競技場で行われる。元日の天気はどうなのだろうか。
囲碁教室の先生が「毎日小学生新聞」(12月15日号)を見せてくれた。その「歴史の時間」に「囲碁の歴史は?」(国立歴史民俗博物館・篠原徹)が載っている。囲碁は始めは十七路盤だったと思われる、と載っている。十七路盤の囲碁は今でもチベットや中国の雲南省で行われているそうだ。さすがによく研究されていると思った。
津田沼囲碁クラブは満員だった。もうすっかりお正月を迎える準備が出来たのだろうか。さてこちらもぼちぼちお掃除を始めようかと思う。


この辺りは今日も暖かかった。いよいよ押し詰まってきたが、遣り残したことは結構あるのだが、お天気のせいかそれ程あせりを感じない。 2006.12.28(Thu)
この辺りは今日も暖かかった。いよいよ押し詰まってきたが、遣り残したことは結構あるのだが、お天気のせいかそれ程あせりを感じない。
年末の支払いがあったがどうにか凌げそうだ。今日で仕事じまいのところも多かったようだ。今年はどんな年だったのだろうか。どこの会社でもいろいろと年末の挨拶がされたのではないだろうか。
最近は忙しくなるばかりで、大方の人たちは余裕がなくなっているのではないだろうか。景気がいいとよく言われるが、こればかりは信じられない。
囲碁に関しては少し望みが出てきたのではないか。来年に希望をつなげることが出来たか。もしそうだとすればいいのだが。囲碁ファンは期待して見守っているのではないか。


今日は快晴だった。富士山が久しぶりでくっきりと見えた。 2006.12.27(Wed)
今日は快晴だった。富士山が久しぶりでくっきりと見えた。真っ白に雪を頂いている。やはり富士山が見えると気持ちがいい。丹沢山塊から伊豆方面も望める。
最近は高層ビルが続々と建ってきて、せっかくの眺望が台無しになっている。これはまことに残念なことだ。
朝のうちは少し雲もあったが風も強くて飛ばされてしまったのだろう。昨夜は大荒れで暴風雨のような感じだった。昼頃からすっきりと青空になった。
おかげで気持ちもすっきりしてきたのか、久しぶりの三役リーグは初白星だった。相手は強豪のSさんだった。なんと言ってもこの白星は気持ちがいい。とは言っても調子に乗って続けて打った次の一局は惨敗してしまった。
明日あたりから相手も増えてくるだろうから、打つチャンスも出てくるのだろう。少し気合を入れて打ってみたい。


津田沼囲碁クラブはこの天気を押して出かけてきた囲碁ファンで満員だった。
「この雨の中を来るなんて、皆さん囲碁がよほど好きなんですね」
谷津の井上さんが久しぶりで顔を見せた。
2006.12.26(Tue)
asahi.comによると「第1回プロ・アマ名人戦」が1月20日の行われるそうだ。この解説会に150人が招待される。今回が初回で高尾紳路名人と尹春浩(ユン・チュンホ)アマ名人が対戦する。解説は王銘エン九段。アマのトップがどれだけ強いのか、興味津々だ。
今日は朝から荒れ模様の天気だった。こんな時はどうしても出かけるのが億劫になる。そこを押して歯医者さんに出かけた。予約時間までには何とか間に合った。歯医者さんは混んでいる。学校が冬休みに入って子供たちも多い。
帰りの電車はつい居眠りが出てしまう。居眠りをして風邪でもひかなければいいのだが。
津田沼囲碁クラブにはこの荒れ模様の天気を押して囲碁ファンが詰め掛けてきている。
「この雨の中を来るなんて、皆さん囲碁がよほど好きなんですね」
谷津の井上さんが久しぶりで顔を見せた。存在感のある人だ。
「京都はよかったわよ」
「これ私が編集して印刷したのよ」
旅行の写真もなかなかの出来映えだった。渡月橋、清水寺など美女たちにはぴったりの背景だった。紅葉狩りにもちょうどタイミングがよかったようだ。この日は全国的に雨だとばかり思っていたが、どうやら「晴れ女」がいたようだ。
「天気もよくて快適だったわよ」


だいぶ押し詰まってきた。仕事がなかなかはかどらない。ただ思いのほか暖かい日が続いているので助かる。 2006.12.25(Mon)
だいぶ押し詰まってきた。仕事がなかなかはかどらない。ただ思いのほか暖かい日が続いているので助かる。
碁打ちはあまりあわてる様子もなく悠々と楽しんでいる。もっともこの期に及んでじたばたしてもはじまらないと肝が据わっているのだろう。あるいは準備万端整えて、なすべき事は順調に捌いているのかもしれない。
息抜きにネット碁を打ってみたが思うようにはならないものだ。李先生が中国へ行っているが、ピンチヒッターのO先生がなかなかいい先生で、解り易いと評判だ。一局指導碁を打ってもらったが、解り易いので感心した。先生にもいろいろなタイプある。
♪もういくつ寝るとお正月♪と歌った頃が懐かしい。今の子供たちはどうしているのだろうか。


いよいよあと1週間になった。今日はテレビの前は、高校駅伝に続いて、NHK杯、有馬記念で盛り上がっていた。1年を締めくくるいろいろなイベントが繰り広げられている。 2006.12.24(Sun)
いよいよあと1週間になった。今日はテレビの前は、高校駅伝に続いて、NHK杯、有馬記念で盛り上がっていた。1年を締めくくるいろいろなイベントが繰り広げられている。
天気の方は晴れたり曇ったりで忙しかった。街にはクリスマスツリーが飾られている。BGMもジングルベルだ。
囲碁クラブはさすがに少し空いていた。囲碁ファンの皆さんも何かと忙しいのだろうと思う。
昨日は静かな一日だった。Iさんは奥さんのお供で、銀座に出かけたそうだ。銀座は押すな押すなの混雑ぶりだったそうだ。都心回帰で人口が多くなったのだろうか。
Iさんはこれで罪滅ぼしが出来たのだろうか。
「奥さんのほうが急所を知ってるね」
と冷やかされていた。
「荷物を持たされたり、金は使われたり、さんざんだったよ」
こぼしていたが、話し方からすると、どうやらここに来て奥様孝行が出来たのではないか。


すっきりと冬晴れになった。隣の千葉工大は新校舎のツインビル工事が始まった。
日経囲碁ネット「eー碁サロン」によると、第5回全日本学生囲碁王座戦は村上深さん(中央大)が優勝した。
2006.12.23(Sat)
すっきりと冬晴れになった。隣の千葉工大は新校舎のツインビル工事が始まった。パワーシャベルが忙しく動いている。土を掘り返していてもう地下1階位になっただろうか。ダンプカーも出たり入ったりピストン輸送で土を運んでいる。三井住友建設も活気付いている。ケヤキやイチョウはほぼ葉を落として、生まれ変わった様にすっきりと冬木立になってきた。前のマロニエ並木もすっきりとしてきた。
日経囲碁ネット「eー碁サロン」によると、第5回全日本学生囲碁王座戦は22日午後、決勝戦が行われ、村上深さん(中央大)が武田淳さん(立命館大)に黒番中押し勝ちし、5代目の学生王座に輝いた。村上さんは来年1月21日に山下敬吾王座との記念対局を行う。村上さんは学生本因坊戦、アマ本因坊戦に続いて優勝した。学生王座戦は学生本因坊戦、学生十傑戦と並ぶ学生囲碁界個人戦の3大タイトル。世界学生王座戦(来年2月開催)の日本代表選考も兼ねている。優勝した村上さん、準優勝の武田さんに加え、4位の王景怡さん(法政大学)が女性枠で出場する。
最近はアマのトップのレベルが上がって、プロに近くなっているそうだ。いろいろと研究会が開かれて、切磋琢磨しているからだろうか。若い人たちのレベルが上がっているのもいい傾向だと思う。韓国や中国に追いつくためにも、いいことだと思う。


冬至は一陽来復ともいい、陰が極まって陽が帰ってくるという意味があるらしい。 2006.12.22(Fri)
今日は冬至。一年で昼が一番短く、夜が一番長い日だそうだ。ゆず湯に入って「湯治」も語呂合わせなのだろうか。ゆず湯の柚子も「融通」が効くにかけていて、庶民の気持ちがよく現れているようだ。冬至かぼちゃは抵抗力をつけて、やはり健康を気遣っての庶民の知恵のようだ。
冬至は一陽来復ともいい、陰が極まって陽が帰ってくるという意味があるらしい。これからよくなるとなれば、なにか望みが出てくるのが人情ではないだろうか。二十四節季の一つだが、昔の人はよく考えて暦を作ったものだ。
さて今日は朝から寒くて空も曇っていた。北の方からは寒気団が張り出してきているようだ。もっとも明日からは天気もよくなるそうだから、庶民にとっては嬉しいことだ。囲碁界も見通しがよくなるといいのだが。来年はそう願いたいと思う。


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