席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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ぽかぽかとまるで春のようだった。暖かな日差しで梅も満開になっている 2007.02.19(Mon)
ぽかぽかとまるで春のようだった。暖かな日差しで梅も満開になっている。偕楽園あたりもそろそろ見頃なのではないか。津田沼囲碁クラブは囲碁ファンで満員だ。この囲碁日和ではどうしても足が向いてしまうのだろう。皆さん、いかにも楽しそうだ。
囲碁を打っているときは他の事はすっかり忘れて耽溺してしまう。これが囲碁の魅力と言うのだろうか。
高根台の星野さんと「春場所」を打った。
「お手合わせは何年ぶりだろうね?」
激しい捻り合いになって、最後のダメをつめるまで分からなかった。数え終わるまでは、相当細かいぞ、もしかしたら自分のほうが少し残っているか、なんて思っていたら、とんでもない結果だった。大差で星野さんの勝ちだった。
「席亭に勝ったのも久しぶりだね」
星野さんはニコニコしながら帰って行った。よほど嬉しかったようだ。


今朝は生憎の雨だった。東京マラソンは雨の中を走りぬけた。 2007.02.18(Sun)
今朝は生憎の雨だった。東京マラソンは雨の中を走りぬけた。今はもう夕方になったが、西の方から青空がのぞいてきた。お天道様ももう少し早く顔を出してくれるとよかったのに。
目が覚めると間もなく9時だった。たしかフジテレビだったと思う、スイッチを入れた。うちのテレビはソニーだが当時は見やすくて評判だったが、もうくたびれてしまって、スイッチを入れると先ず音声だけが聞こえる。画面は真っ黒だ。チラッと2回くらい画面が現れる。暗転の後に現れたのは雨の中の大群衆。東京都庁前は良くぞ集まった3万人余のアスリートたちで埋め尽くされた。後で聞いたのだが、なんと参加希望者は8万人余もあったそうだ。参加者は大激戦の選抜で選ばれた人たちだ。この寒い雨の中に集まったつわものたちはいずれも劣らぬ歴戦の雄ばかりだろう。
我が津田沼囲碁クラブのメンバーからも名選手が出場した。その名は新井田さん。海外マラソン数十回と言う極め付きのマラソンランナーだ。参加するたびにレポートをいただいている。順調に完走できたときの喜び。途中で幾度となくブレーキを起こしてそれを克服してゴールにたどり着いた時の感激は一入でないといわれる。仲間たちと完走を祝う喜びは格別です、と教えてくれた。チャレンジ精神こそが私の人生です、と言っている。
習志野からは応援団も繰り出した。大久保の宮田さんを初め大勢の人たちが駆けつけたと聞いている。
こちらはだいぶくたびれたソニーのトリニトロンで最後まで見てしまった。東京マラソン2007の皆さん、お疲れ様でした。3時間ほどゆっくりと楽しませてもらいました。ありがとうございました。


きさらぎ囲碁大会のポスターが出来上がってきた。出来たと言うよりはサンペデックの管理会社で制作していただいた。 2007.02.17(Sat)
きさらぎ囲碁大会のポスターが出来上がってきた。出来たと言うよりはサンペデックの管理会社で制作していただいた。「春場所」や「新春囲碁大会」などのポスターも見事なデザインで評判がいい。季節の花があしらってあって、デザインもすばらしい。
今度の「きさらぎ囲碁大会」は今を盛りの梅の花が前面に出て浮き上がっている。さっそく反応があった。
「この大会に申し込むよ」
「ここはよくイベントをやるね」
「こんなにいいポスターは誰が作るんだい?」
今盛んに打たれている「春場所」の参加者は実に100名を突破してしまった。囲碁ファンの皆さんはどうやら大会やイベントが好きなようだ。
今日は晴れのち曇り、今はもう夕方になったが、ぽつぽつと雨が降ってきたようだ。東京は今日が雪の降る特異日だそうだが、果たして初雪になるのだろうか。あるいは雪のない冬になってしまうのだろうか。


冬晴れで快晴だった。風が強くて津田沼囲碁クラブの出足は少し遅かったようだ。風の収まった午後からは徐々に増えてきていた。 2007.02.16(Fri)
冬晴れで快晴だった。風が強くて津田沼囲碁クラブの出足は少し遅かったようだ。風の収まった午後からは徐々に増えてきていた。
パソコンに向かっていたら、近くで打っていた碁打ちたちの話し声が聞こえてくる。ここは初めて思しき人たちが話していた。
「いいところを見つけたよ。こんな近いところにこんなに広くて快適な碁会所があるとは、いままで気がつかなかったよ」
「そうなんだよね。いつも満員なんだよ。教室もあるが雰囲気がいいのかね」
「女性も多いし、気に入ったよね」
いや、まったくありがたいことだ。こんなに言われると嬉しくなってしまう。寒暖の差が大きくて体調を保つのが大変だが、どうか元気で囲碁を楽しんでもらいたいと思う。


産経新聞社主催の第45期十段戦挑戦者決定戦が日本棋院で行われた。先番山下敬吾棋聖が依田紀基九段に6目半勝ち、趙治勲十段への挑戦権を獲得した。 2007.02.15(Thu)
昨日は春の嵐だったが、今日は冬に逆戻りだった。日本海側や北日本では雪が降っている。このあたりは日中は暖かかったが夜になって冷え込んできた。
産経新聞社主催の第45期十段戦挑戦者決定戦が日本棋院で行われた。先番山下敬吾棋聖が依田紀基九段に6目半勝ち、趙治勲十段への挑戦権を獲得した。挑戦手合五番勝負は3月8日から始まる。
今度の日曜日は東京マラソン面白そうだ。19日から25日までは東京京橋のギャラリーくぼたで「日本植物画クラブ展覧会」が開かれる。囲碁でも強豪といわれている藤本さんが、ボタニカルアートでも腕のいいところを披露してくれる。日本植物画クラブ展覧会は全国各地で開催されるそうだ。
また22日から25日まではカルチャー水彩画金曜会が本八幡の市民談話室ギャラリーで開かれる。こちらは囲碁道場の名手と言われている長谷川さんが出品している。
どちらも腕はたしかで、何回か見せていただいた。すばらしいアーティストたちの作品を見られるのが楽しみだ。
さて今日は何局か打ったが、頭の方が春霞が懸っていて、どうもうまくいかなかった。


若田さんがまた宇宙ステーション(ISS)に行くことになった。NASAは国際宇宙ステーションの第18次長期滞在塔乗員の一人に、日本人飛行士の若田光一さんを選んだ。若田さんは平成8年(1996)1月18日、スペースシャトル「エンデバー」の中でダニエル・バリーさんと棋譜を並べた。
囲碁界ルネッサンスのために、「若田さん宇宙ステーションで烏鷺を戦わす」を宇宙に向けて放映してもらいたい。
2007.02.14(Wed)
今日のお天気は春一番だったそうだ。日本列島を荒れまくった春一番。冬から春への季節の変遷に伴う激しい戦い。力比べはやがて終わり新しい春へと移っていく。そのメカニズムは面白そうだ。和合と平準化の後にはまた宇宙の仕組みによるカオスが待っているのだろう。
若田さんがまた宇宙ステーション(ISS)に行くことになった。NASAは国際宇宙ステーションの第18次長期滞在塔乗員の一人に、日本人飛行士の若田光一さんを選んだ。来年秋に3ヶ月間滞在するそうだ。ISSの一部として日本が建設する「きぼう」は今年から3回に分けて打ち上げられ、若田さんはこれを組み立て、きぼう船内実験室では実験や点検をするそうだ。
若田さんは平成8年(1996)1月18日、スペースシャトル「エンデバー」の中でダニエル・バリーさんと棋譜を並べた。当時はバリーさんが初段で若田さんは初級者だったと、水口藤雄「囲碁の文化誌」(日本棋院)に載っている。水口さんはこの本の中で見出しを「スペースシャトルで”烏鷺”とつけている。流石にうまい表現だと思う。
囲碁界ルネッサンスのために、一肌脱いでもらって「若田さん宇宙ステーションで烏鷺を戦わす」を宇宙に向けて放映してもらいたい。このニュースでなんとなく少し元気が出てきた感じがする。
若田さん!よろしくお願いします。


津田沼囲碁クラブに帰ってくると、午前中の囲碁教室がまだ続いていた。人気のある先生のところは生徒さんが増えている。みんななんとも楽しそうだ。 2007.02.13(Tue)
今日も暖かな一日だった。朝から出かけたが、JR津田沼から8時半過ぎ頃の「上り」は空いていた。座れるとどうしても眠くなるのはどうしてだろうか。まさかいびきはかかなかっただろうと思うが、すっかりいい気持ちで寝込んでしまった。目が覚めると御茶ノ水だった。神田川をタグボートがテントで覆いをした荷物船を引いていた。どのあたりまで引いていくのだろう。
梅が咲いている。湯島天神でも咲いているのだろう。合格祈願の絵馬もたくさん下がっているのだろう。
帰りも電車は空いていた。隅田川、荒川、中川、それに江戸川もゆったりと流れている。
津田沼囲碁クラブに帰ってくると、午前中の囲碁教室がまだ続いていた。人気のある先生のところは生徒さんが増えている。みんななんとも楽しそうだ。どうして人気が出てくるのだろう。興味のあるところだ。雰囲気だろうか。


団塊の世代の皆さん。どうぞゆっくりと囲碁を楽しんでください。 2007.02.12(Mon)
快晴だった。こんな日は富士山がきれいに見えるのではないか。日中は靄がかかっていて見えなかったが、夕方には見えるだろうと期待していたのだが、囲碁を打っていてつい見そびれてしまった。囲碁はそれほどに人をとりこにしてしまう。
津田沼囲碁クラブは休日とあってまさに超満員だった。団塊の世代も増えてきたように感じる。新しい人たちがどんどん見えている。情けない話だが名前が覚えきれないで困っている。
囲碁教室の問い合わせも多くなっている。この分だと囲碁界は団塊の世代に大いに望みを託すことが出来るかもしれない。もう一度日本の囲碁界が隆盛を迎えることが出来るか。大変な岐路に差し掛かっている。団塊の世代を味方につけられるか。この辺がポイントになるかもしれない。
団塊の世代の皆さん。どうぞゆっくりと囲碁を楽しんでください。


津田沼囲碁道場の春場所は、目下熱戦が繰り広げられている。まだ始まったばかりで4月までゆっくりと楽しめる。 2007.02.11(Sun)
囲碁(3月号)によると、2006囲碁大賞のMVPに李セドル九段が選ばれたそうだ。2位の李昌鎬九段は優秀棋士賞に選ばれた。人気棋士は李昌鎬九段と朴ヤ恩六段が選ばれた。新鋭棋士は白洪淅五段、女流棋士は芮廼偉九段。
「囲碁データーベース」によると、世界の囲碁ファンが注目している日本、中国、韓国の3カ国対抗団体戦が行われた。その棋戦・第8回農心ラーメン杯世界囲碁最強戦は「上海華亭賓舘」で行われた。日本エース・依田紀基九段は朴永訓九段(韓国)に惜しくも1目半敗れた。
決勝は最終局・中韓主将同士の決戦に持ち込まれた。李昌鎬九段(韓国)が古力九段(中国)が黒番2目半勝ちし、韓国チームが7度目の優勝を決めた。こんな風に世界レベルの囲碁情報はあまりいいニュースは入ってこない。
津田沼囲碁道場の春場所は、目下熱戦が繰り広げられている。まだ始まったばかりで4月までゆっくりと楽しめる。事務局に聞いてみると、希望者はまだ参加出来るそうだ。
「週間碁」を見ていたら、津田沼囲碁道場の強豪・長谷川さんが朝日新春囲碁大会で準優勝していた。写真もばっちり載っている。晴れ舞台での活躍ぶりは流石だと、好敵手たちが騒いでいる。長谷川さんは春場所の成績もいいようだ。よほど気をよくしているのかもしれない。


津田沼囲碁クラブは超満員。出足がいいのは暖かいからだろうか。どっぷりと囲碁三昧に浸かっている。今まで苦労して来た団塊の世代も、ここらで一休みして碁仲間になって、ゆっくりと命の洗濯をしてみてはどうだろうか。 2007.02.10(Sat)
今日も春のような天気だった。今朝のNHKの天気予報士の話では、サクラの花の散る頃の陽気だそうだ。
「東京新聞」はなかなかいい企画をしている。今注目しているのは、夕刊1面に載っている「南極へ」だ。作家の立松和平さんが南極から現地報告をしている。今日で5回目になるが、日本の南極観測隊が、初めてオゾンホールの発見をしたそうだ。原因のフロンは分解する方法がないそうだ。困ったものだ。ペンギンの繁殖地で「人間という生物の恐ろしさを知らないペンギンが無防備で寄ってくる」そうだ。科学技術にとらわれずに進歩しなくてもよい生き方がある。常に前進を求められる私たちとどちらが幸福か分からない、といっている。
南極と北極の雪が解けてしまうと、地球は水浸しになるようだ。人間が温暖化をしているのだが、はたして地球はどうなってしまうのだろうか。
津田沼囲碁クラブは今日も超満員。われわれ庶民はささやかな幸せに満足してしまう。出足がいいのは暖かいからだろうか。どっぷりと囲碁三昧に浸かっている。今まで苦労して来た団塊の世代の皆さんも、ここらで一休みして碁仲間になって、命の洗濯をしてみてはどうだろうか。せめてこのひと時をゆっくり楽しんでもらいたい。


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