席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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日本棋院で第48回全日本女流アマ囲碁選手権大会が始まった。 2006.03.18(Sat)
お彼岸の入り。朝のうちは晴れていたが、夕方から雨になった。
日本棋院で第48回全日本女流アマ囲碁選手権大会が始まった。今日は第一日目。シード選手11人と地方予選を勝ち抜いた117人の128名で行われている。初日は4回戦、2日目は5回戦、準決勝、決勝それに順位戦が行われる。歴代の優勝者も多く参加している。院生出身の人たちも多い。誰が枠抜けをするか。途中で帰ってきたが市ヶ谷は小雨が降り出した。外濠公園のサクラは薄ぼんやりとだがピンクがかってきた。そろそろ開花するのではないだろうか。釣堀で糸をたれている人たちはのんびりと楽しんでいる風情だった。
ここで囲碁クラブのHさんが川柳を寄せてくれたので、少しずつご披露したいと思う。
Hさんからは名前を出さないように、と念を押されている。
 ダメひとつ それがあなたの 命とり ( 津田沼在住Hさん作)


昨夜はバタンバタン、ビュービューと、すざまじい音に目を覚ましてしまった。これがなんと春の嵐だった。 2006.03.17(Fri)
昨夜はバタンバタン、ビュービューと、すざまじい音に目を覚ましてしまった。これがなんと春の嵐だった。
そう言えば昨日も夕方は雨が降っていた。一時は激しく降っていた。習志野文化ホールでは「石川さゆりコンサート」が開かれていた。昼の部と夜の部になっていた。観客も多かったようだ。帰りにエレベーターで一緒になったので、感想を聞いてみると、
「よかったわよ!」
「さゆりちゃんをじかに聞いて、本当に感激したわ」
同年代の人たちが多かった。帰りは足元がぬかるんでいてが、大丈夫だったろうか。
今日は夜からの続きで大嵐になった。出かけた人たちは大変だったろうと思う。東京では春の嵐の風速が32メートルを記録したとか。これは観測史上初の記録だそうだ。各地で電車が止って難儀だったようだ。囲碁クラブも影響を受けた。いつもより大分少なかった。
市川から来ている石上さんは東西線が止ってしまったので、奥様に送ってもらってきたそうだ。
「今日は奥様タクシーに乗せてもらったので、コーヒーをご馳走したよ」
静岡の方ではサクラが咲いたとか。この近くでは大島サクラが若葉を出し始めた。シダレサクラもピンクの蕾が風にゆれている。


さて、「春は曙。やうやうしろくなりゆく山ぎわ、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」と枕草子に出ている。 2006.03.16(Thu)
春雨が降ってきて気温も程よく、風邪気味の人にも、ちょうどよいお湿りだった。気象の変化が激しくて嵐のようになることもあるが、これも季節の変わり目の、自然の戦いなのだろう。
2006WBCワールド・ベースボール・クラシックの2次リーグは今日は韓国戦だった。残念ながら敗れたが、運がなかったのかも知れない。日本チームもよく頑張ったと思う。来年は又巻き返してほしいと思う。
第78回選抜高校野球大会は組み合わせ抽選が行われた。関東NO.1の成田高校は初出場だ。大会初日の23日第2試合で徳島の小松島高校と当たる。
大久保に住んでいる宮田さんは囲碁は普及指導員の資格を持っている。お孫さんが二人成田高校に通っている。成田高校は全国チアー大会でも優秀な成績を納めて、日本代表でアメリカのコロラドで、交流大会に出場するそうだ。
「孫では寄付や餞別を上げなくっちゃね。何かと物入りだよ」
と嬉しそうだった。どちらに行って応援するか、後で聞いてみたい。
さて、「春は曙。やうやうしろくなりゆく山ぎわ、少しあかりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる」と枕草子に出ている。明日はお天気になるのだろうか。


春になれば毎日が囲碁日和だ。ゆったりした気分で、終日囲碁を楽しんでもらいたい。 2006.03.15(Wed)
日替わりのように冬と春を繰り返しているが、さすがにお彼岸も間近になると、お天気の様子も変わってきた。今日は春本番のような霞みたつ穏やかな空だった。
近くの公園ではシダレヤナギが芽吹いている。薄着色の若葉が揺れている。梅は真っ盛りで、ほのかな香を漂わせている。シダレサクラは蕾も膨らんできた。今にも咲きだす気配だ。
ソメイヨシノの蕾も大分膨らんでいる。間もなくお花見のスターのお出ましだ。お花見提灯がともる頃になった。遊歩道の整備も急ピッチで進んでいる。クヌギやナラが咲き出すと、まさにむんむんと匂う春本番なのだが、それは4月になるかもしれない。
卒業式も今が真っ盛り。晴れ着姿の娘たちがさっさっと歩いているが、なんともすがすがしい。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、これからは一斉に春の景色になるのだろう。眩いばかりの春の到来だ。
春ともなれば囲碁ファンの出番となる。寒い冬に足止めされていたが、これからは、毎日が囲碁日和だ。ゆったりした気分で、ひねもす囲碁を楽しんでもらいたい。


西習志野から飯山満方面に出かけた。今日は空を見上げると、澄んだ青空だった。陽射しも柔らかい。前をちょろちょろと流れている春の小川。なんとなく懐かしい雰囲気がある。
なのになぜか川面を渡ってくる風は冷たかった。
2006.03.14(Tue)
今日は青空だったが、風が寒かった。西習志野から飯山満方面に出かけた。この辺りを歩くのは久しぶりだった。昔とは大分様子が変っていた。
ふと見るとジンチョウゲが咲いていた。周りが丘に囲まれているこの辺りは、小さな盆地のような雰囲気をもっている。おそらく昔は山のような感じの斜面から清水が湧き出していたのだろう。今でもタヌキも出没しているそうだから、まだその昔の面影が残ってるのだろう。
初めに来たのは、30年前になるだろうか。たしかジョキングをしていた頃だったと思う。この急な坂の上り下りはきつかった。田圃や畑それに釣堀もあった。その頃は会社の仕事も厳しくて、何かと忙しかった。ここの釣堀には、おそらく一週間の疲れの癒しにきていたのだろう。
そこら辺りにはセリ、ナズナ、スズナ、スズシロ、ホトケノザ、ゴギョウ、ハコベラなどの春の草が生えていた。自然の息づく谷間の村の感じだった。
今ではすっかり整備されて、住宅が立ち並んでいる。小川をはさんでなんとなく纏まっている風情が感じられる。植木いじりをしていた古老に(と言っても同じ年代なのだが)道を聞いてみると、「ちょっと待ってくださいよ」と言って、家に入っていって調べてきてくれた。
「Sさんの家は約200メートル先ですね。道順はこうです」
親切に教えてくれた。


今頃の時期は、強い南風の後には、冬に逆戻りするそうだ。 2006.03.13(Mon)
今頃の時期は、強い南風の後には、冬に逆戻りするそうだ。そう言えば春一番の時も、今度の春二番の後もそうだった。
この寒暖の厳しい試練に、耐えられるものがだけが、生き残っていくのだろう。自然界で生き残るには、それなりの対応力がないといけないようだ。この冬は例年よりも寒さが厳しかった。それだけに、ここにきて暖かさに慣れてきた身には一層応える。
この時期、若者たちは進学や就職にと準備も忙しい事だろう。目的があれば乗り越えていけるが、のんべんだらりんと惰性で生きているわが身には、大変な負荷がかかっている。
最近は春場所の成績が芳しくないのも、恐らくこの寒さにダメージを受けているからではないだろうか。
さて、「祷陽子五段の華燭の典」の写真がホームページに飾られた。うーん。やっぱりいい顔をしている。新郎の桑原さんも勝ち誇ったような男前の顔をしている。
当日は、あまりよく見ていられなかったが、あらためて静止画像で見てみると、やはり囲碁界のアイドル・陽子ちゃんをゲットしただけのことはあると、感心して見ている。
伸び伸びと囲碁普及に精を出してもらいたいと思う。


「今日は春二番だよ」
大久保の井上さんが言うと通りだった。
2006.03.12(Sun)
「今日は春二番だよ」
大久保の井上さんが言うと通りだった。強風が吹き荒れ、砂塵が舞い、ひゅーひゅーと唸っていた。南風だから寒くはないのだが、いつも見えている囲碁ファンの出足は悪かった。
昨日は囲碁ファンのアイドルと言っていいか、囲碁の女王と言うべきか。祷陽子五段の結婚式があったが、津田沼から代表参加させてもらったが、華燭の典がグランドハイアット東京で繰り広げられた。感激した。
記念に写真を撮らせてもらったが、ファインダーの向こうは、まばゆいばかりのスターばかりだった。お料理も素晴らしく、お神酒も一段と味わいが深いものばかりだった。すっかりいい気分になってしまった。
帰りも山下さんと帰ってきたが、精力的に囲碁普及を進めている取り組みを教えてもらった。幼稚園から小学校まで囲碁が正課に取り入れられようとしているそうだ。囲碁の普及事業の中では、画期的な事業ではないだろうか。
津田沼まで帰ってきて、大事な忘れ物に初めて気がついた。体につけているものは全部探したが、見つからなかった。慌てふためいた。もしかしたら、六本木に忘れて来たのだろうか。もしも忘れていれば、それこそ大助かりだ。
グランドハイアットに電話すると、フロントのお姉さんが応えてくれた。
「それでは帰ってきて確かめてください」
早速取って返すと、
「忘れ物はこのカメラだけです」
いやあ、本当に助かった。帰ってくると、もうすっかり日が暮れていた。
今日は早速土屋先生に頼んで、ホームページに載せてもらった。出来栄えはどうだったか。ゆっくりと見てみたい。


まるで春になったような、素晴らしいお天気だった。
グランドハイアット東京で「桑原 慶ー祷 陽子」の結婚式があった。
2006.03.11(Sat)
まるで春になったような、素晴らしいお天気だった。
水戸の偕楽園はウメの開花が例年よりも大分遅れて、今三分咲きになったそうだ。これからが見頃になるようだ。サクラもぼちぼち咲き出すのではないだろうか。
今日は素晴らしい花が六本木に咲いた。グランドハイアット東京で「桑原 慶 祷 陽子」の結婚式があった。二人の門出を祝って大勢の人たちが集まった。
六本木は新しい時代を切り開いていく街なのではないだろうか。時代の先端を行くIT産業が集まっている。表からではなかなか分からないが、日本の将来を担っていく若手新鋭軍団が、結集している感じがする。
新郎の桑原 慶さんは、明るく真面目で評判の先生。祷 陽子さんは囲碁の女流花形棋士だ。披露宴には約100数十名が参加した。
祷さんの師匠の小林光一九段の挨拶がよかった。
「陽子チャンは泉美がお姉さんのように慕っている。明るくて素直な素晴らしい娘です。振り返って一番嬉しいのは入段した時と言っている。妻の礼子が大変可愛がっていた。桑原さんにお願いしたいのは、囲碁と家庭が両立するようにご協力をお願いします」
千葉県少年少女囲碁連盟の山下功会長は乾杯の音頭をとった。
「囲碁ファンに大変人気のある祷陽子さんが、期待に応えて活躍できるように、ご協力をお願いします」
新郎が御礼の挨拶をした。素晴らしい花嫁をゲットして感激していた。
記念撮影は後ほどご披露します。


今日はしとしとと早春の雨が降っていた。 2006.03.10(Fri)
今日はしとしとと早春の雨が降っていた。この雨で野菜や草や樹木が元気になるのだろう。寒いとは言っても冬の寒さではない。とは言っても早春の寒さはまた堪えるものだ。暖かさに慣れた身にとっては、少しの肌寒さもひときわ厳しい。ぬるま湯につかっていると、水が冷たく感じるように。
三山の細田さんがしばらく見えないと思ったら、アメリカに行って来たそうだ。ナイヤガラの滝を初めアメリカの旅は2週間だったそうだ。何とも羨ましい限りだ。悠悠自適のせいだろうか、顔のつやもいい。それでも話を聞いていると、大変な事もあるらしい。
習志野の新井田さんは世界数十カ国をを股にかけて、マラソン撫で斬りの人生を送っている。今回は南米のアルゼンチンやブラジルに行って来た言っていた。後で詳しいレポートがとどくが、南米で何をやって来たのだろうか。お土産をたくさんいただいた。
「私はここの女性たちが好きなんです」
「これもあなたの人徳ですね」
教育者だけに持ち上げ方も上手い。
囲碁と同じで、日本を外国に行って見るのも、またいいかも知れない。違った観点から見ると、新しい発想が生まれるかもしれない。
今日の囲碁対局は高校を今年卒業した島君に敗れてしまった。彼は大学に合格したそうだ。
可能性をたくさん持っている若い人たちは、これから楽しみが多くて、本当にうらやましい。広い宇宙から見て素晴らしい人生を歩んでほしいと思う。


今朝のNHK「おはよう日本」で、「囲碁を学んでいる若手経営者たち」の特集があった。いよいよ、囲碁が見直される時代が来たぞ!
囲碁は起業経営の未来を拓く。
2006.03.09(Thu)
今日はまた冬に逆戻り。咲いた梅も震えていることだろう。
朝起きてNHKの「おはよう日本」を見た。初めにニュースのおもな項目が出された。
「ニュースの後、『囲碁が若い経営者達に静かなブームを呼んでいる』という特集をお伝えいたします」
いきなり忙しくなった。この特集は見逃せないので、レポート用紙にニュースを全部メモした。尖閣列島から始まり、日銀政策委員会など、なんと特集までには22項目もあった。7時47分。歴史的な番組「囲碁を学んでいる若手経営者たち」の特集が始まった。
このフレッシュな力強い動きを、キャッチしたNHKの取材陣には頭が下がる。社会の胎動を感知する触覚が柔らかい。この前の東北大学川島隆太教授の「囲碁の対面対局が前頭前野部を活性化する」研究の発表に続いて、素晴らしい報道だった。
こんな報道を見ていると、視聴料を払いたくなってしまう。いい声をしている高橋美鈴アナウンサーが、囲碁を打つそうだ。囲碁の概念を解りやすく説明していた。
さて「囲碁を学んでいる若手経営者たち」特集は、最先端のビジネススクールを経営する堀義人氏の実践がモデルになっている。堀氏は先月、アメリカの経営経済誌のトップに紹介されたている。2万人の会員を擁するビジネススクールを経営している。20才台から40才台の若手が多い。経営者も多いが、起業を目指す人たちも多い。
会員の原田さんは次のような内容を話している。
「出版社を起こしたが、売れなくて窮地に陥った。冷静に考えてみると、選択肢は広い。次の一手は、まだ着手していないアメリカで翻訳出版することにした。すると事業は成功した。日本でも評判になり売上は急増した」
堀氏は、経営ビジョンは局地戦だけでなく、大局的でなければいけないと言っている。経営は囲碁に極めてよく似ているとして、週2回囲碁サロンを開いている。3年前は二人だったのが、今では毎回100人も参加しているそうだ。
出来ることならば商工会議所などとも協力して、津田沼囲碁クラブでも、ぜひやってみたいものだ。
囲碁は起業経営の未来を拓く!


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