席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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明日(28日)はアマチュア本因坊戦の津田沼地区大会が開かれる。 2006.05.27(Sat)
お天気はまたも下り坂に入っている。西の方から降り始めたようだ。今朝の天気予報士の話では、間もなく梅雨入りだそうだ。
梅雨入りと言えばアジサイの花が大きくなって、そろそろ色づいてくる気配がする。サンペデック前の津田沼公園にはアジサイの花が賑やかになっている。アジサイのあの七変化は見事なものだ。
明日(28日)はアマチュア本因坊戦の津田沼地区大会が開かれるが、どれくらい集まるのだろうか。参加賞には高尾本因坊揮毫の扇子が出るが、これを狙って参加する人もいるようだ。高尾本因坊は千葉県出身ということで今人気が上がっている。今山田規三生九段の挑戦を受けているが、連覇を期待したい。高尾本因坊はロッテ・ファンだそうだ。絶好調のロッテと一緒に頑張ってほしいと思う。


昨日は西安市・船橋市国際親善囲碁大会が船橋市勤労市民センターで開かれた 2006.05.26(Fri)
昨日は西安市・船橋市国際親善囲碁大会が船橋市勤労市民センターで開かれた。8人ずつの対抗戦は4勝4敗だったそうだ。丁度打ち分けとなって親善に相応しい囲碁大会になった。平日ということもあって、津田沼からも是非選手を出してもらいたい、と要請があった。吉原さんにお願いして選手になってもらった。
残念ながら参加できなかったが、ふなばし囲碁協会の杉本常任理事から大会の様子を教えてもらった。
20数名の代表団を受け入れて案内などのお世話は大変だったろうと思う。西安市側は皆若い人たちだったそうだ。これは西安市側の選手層の厚さをものがたっているのだろう。こちらはウイークデーで出席できるメンバーは限られていたので、こちらの選手を選ぶのも大変だったようだ。
夜9時過ぎに手合時計を返しに来てくれたが、皆さん本当にお疲れ様でした。長年続いているこの行事は、これからの日中友好に大いに貢献していると思う。
今日は少し雲が出てきている。明日あたりからまた天気がくづれて来るようだ。三役リーグを一局打った。打っている時は名局かと思っていた。ところが後で検討してみたら、お互いに大分勘違いして打っていたようだ。結果がよくても勝手読みだったり、間違っていたりしていた。
李青海七段に指摘されて初めて分かったこともあった。昨日の親善大会では先生が審判を勤めたそうだが、ご苦労様でした。


今日は習志野の金原さんがシャクナゲを持って来てくれた。囲碁クラブにはぴったりの花だ。 2006.05.25(Thu)
今日は習志野の金原さんがシャクナゲを持って来てくれた。囲碁クラブにはぴったりの花だ。「立てばシャクヤク坐ればボタン」と言われているが、なるほどと思っている。久しぶりにすっきりとした天気だったが、これが五月晴れなのだろうか。
「こんな日は新緑に太陽がいっぱい当たって、光合成が盛んになりフィトンチットがたくさん生まれてくる」
今朝気象予報士が話していた。フィトンチットは丸ごと体を包んで癒してくれるそうだ。
エゴの花が散っている。昨日のあの嵐のような雨に打たれたのだろう。白くてなかなかかわいい花だ。これから実になっていくのだろう。果皮がえごいので、この名がつけられたそうだ。木は硬くて丈夫なので、傘のろくろにするので、ろくろぎとも言うそうだ。
囲碁クラブにはコチョウランがいく鉢か元気に咲いている。このコチョウランはもう何年になるだろうか。今も女性たちが持ってきてくれる花で賑わっている。ビオラ、カスミソウ、スターチス、カーネーション、ヤマユリ、スプレーギク、ナルコラン、ソリダゴなど。名前が分からなくて何時も聞いてばかりなのだが、すぐ忘れてしまう。


囲碁クラブは今日も老若男女の囲碁ファンで満員だった。囲碁の対面対局が前頭前野部を活性化することが知られて来たので、これからますます盛んになるのではないだろうか。 2006.05.24(Wed)
すっかり青葉になって小鳥たちの囀りも元気がいい。日中は時々日も差していたが、何となく蒸し暑い感じだった。
夕方からは雲が厚くなり風も出てきた。雷が鳴って、ピカッ!ゴロゴロ!激しく雨が降ってきた。
今夜のナイターは出来るのだろうか。マリーンスタジアムのロッテー阪神戦は大丈夫だろうか。最近は不安定な天気が続いている。最近の世相を反映しているような感じだ。
囲碁クラブは今日も老若男女の囲碁ファンで満員だった。囲碁の対面対局が前頭前野部を活性化することが知られて来たので、これからますます盛んになるのではないだろうか。
午後から小学生の平井君が妹さんとお母さんと3人連れ立って来た。対局をしたいという強い気持ちがよく判った。丁度よい相手がなかなか見つからなかった。朝から来ている教室の人たちは「そろそろ帰りたい」と言っていた。
「お疲れのところを何とかお願いしたい」と、富田さんに平井君との対局を頼んだ。2局打ってもらって、ご褒美にゆで卵をご馳走になり、いかにも満足した表情だった。来週また対局するそうだ。
浅野さんとの対局もなかなか見応えがあった。お母さんに聞いてみると、昨年の暮れにスカパー放映の「ヒカルの碁」を見て、やる気になったそうだ。平井君は囲碁教室に通って来ているが、対局の時の目が輝いている。将来が楽しみだ。


昨日の朝日新聞に荒谷一成記者が、「カモと天敵」(囲碁界)という面白い記事を書いていた。 2006.05.23(Tue)
昨日の朝日新聞に荒谷一成記者が、「カモと天敵」(囲碁界)という面白い記事を書いていた。さすがによく取材していると感心した。
同じ小林光一門下生同士だが、小林泉美女流最強対祷陽子五段は12−4で、小林泉美がリードしている。これからは小林泉美は子育てに忙しくなるだろうから、このスコアは恐らく逆転するのではないだろうか。意外だったのは結城聡九段ー三村智保九段が7−0で結城九段がリードしていることだった。これは三村九段にぜひとも巻き返してもらいたいと思う。河野臨天元が潘善h七段に8−0とはまた驚いた。二人はプロ入り同期だそうだ。
プロでもこの不思議なスコアが出るのだから、我々はなおのこと偏ったデータが出るのは仕方のないことかもしれない。プロではそれ程棋力に差があるとは思えない。我々アマチュアはかなりの力の差がある。そうは単純には比較できない。荒谷記者の囲碁界の現実を、ズバリと切る記事は、読み応えがある。これからも期待したと思う。
ところで日本棋院の理事選挙も、もう間もなくだと思うが、日本棋院は今どうなっているのだろうか?最近はさっぱりわからない。日本列島も間もなく梅雨入りだと思うがどうなるのだろうか。


今日は御茶ノ水でツバメを見た。あの辺りもけっこう緑が多くて、ツバメの餌になる虫がいるのだろう。 2006.05.22(Mon)
今日は御茶ノ水でツバメを見た。あの辺りもけっこう緑が多くて、ツバメの餌になる虫がいるのだろう。恰好つけて飛んでいる姿は何ともほほえましい。どこかの軒下にでも巣を懸けているのだろう。昨日は二十四節気の一つ「小満」だった。小満とは、草木が繁茂して天地に充満する時分、という意味だそうだ。今時は青葉がさわさわとしなやかに風を送ってくれる。匂うような薫風はツバメも感じているのだろう。彼らは颯爽としている。鳴き声もいい。
御茶ノ水に用事があったので出かけたが、午後の3時ごろはそれ程の人ごみもなかった。サラ金のテッシュ配りやビッグイシュー売りは大変だろうと思った。用事もすんで腹ごしらえでもしようと、例の吉野家へ入った。近いうちにアメリカ牛肉の輸入再開になるようだが、その前に牛鋤鍋のを味わっておこうと思った。ここのはなかなかいい味付けだ。後発の松屋の牛鋤どん丼とは一味違う。
丁度お腹も一杯になって満足した。いつもこれ位のメニューで済ませているが、この辺りが相応なのだろう。
JR御茶ノ水の階段を下りると、丁度千葉行きがホームに入ってきた。秋葉原で目の前の人が降りたので、座ることにした。ぐっすりと寝込んでしまった。もう少しで乗り越すところだった。津田沼公園でもツバメがスイスイと飛んでいた。少し強い風が出てきた。風当たりが強くなったようだ。


大相撲夏場所は白鵬が優勝した。久しぶりで盛り上がった夏場所だった。 2006.05.21(Sun)
大相撲夏場所は白鵬が優勝した。久しぶりで盛り上がった夏場所だった。朝青龍が休場して優勝争いは混沌としていた。終盤ではテレビの前は人だかりが出来ていた。千秋楽は雅山が勝ち残って、白鵬との優勝決定戦に持ち込んだ。こんなに相撲に関心が集まったのは、全く久しぶりだった。
確かに最近の大相撲はモンゴルを中心に外国出身の相撲取りが大活躍で、日本の相撲取りは影が薄くなっている。
「大相撲も野球みたいに、別リーグにしたらどうか」
「これで日本の国技と言えるのだろうか」
などと言う声も聞かれる。
しかし今場所は少し違った。プロ野球はWBCで逆転優勝してから急速に人気が出てきたが、関係者は積年の苦労が実ったと胸をなでおろしたに違いない。大相撲もやはり日本の相撲取りが活躍しないと、どうも見る気も起こらないのが人情ではないだろうか。テレビで見ていても空席が気になる国技館だが、名実ともに日本の国技と誇れる内容にしてもらいたいと思う。
そんなことを言っても、囲碁はどうなんですか?と反問されそうだ。
日本は伝統文化・囲碁の家元と自認していたが、最近の国際戦ではなかなか勝てなくなっている。今日の週刊碁(5.29号)見ると、第11回LG杯世界棋王戦で、日本勢は負けてしまった。見出しで「日本総退陣」の見出しがついている。ベスト8に残ったのは中国4名、韓国3名、中華台北1名となった。
文部科学省や文化庁もいろいろと問題を抱えて大変だと思うが、伝統文化がしっかり守られ、次の世代に発展するように、てこ入れをしてもらいたい。


台風1号は熱帯低気圧になったようだが、その流れが大変な暴れものだった。 2006.05.20(Sat)
台風1号は熱帯低気圧になったようだが、その流れが大変な暴れものだった。昨日今日と大荒れの天気が続いている。エゴの花が咲いているが、嵐のような強風に引きちぎられそうだ。
確かに世の中は変になっているが、その影響だろうかおかしな天気が続いている。南側が大雨か思えば、西の方は晴れていたり、天気雨に強風と気まぐれもはなはだしい。
今朝の朝日新聞を見ても、「5月晴れはどこへ」の見出しで、日照時間が平年の5割から7割と出ている。東京では5月に入って快晴が2日だけだそうだ。この分で行くと、梅雨入りが早まるのではないか。
囲碁クラブには囲碁三昧の人たちが大勢来てくれている。囲碁を打っていると何もかも忘れて、リフレッシュすることが出来る。
 古池や 蛙飛び込む 水の音  松尾芭蕉
このときの古池はどこだったのだろうか。津田沼とは違うと思うのだが。



囲碁クラブはもうお客が帰ってしまったが、外は雨が激しくなってきた。 2006.05.19(Fri)
梅雨の先触れのような天気が続いている。こちらの方は本降りとは言ってもそれ程激しいものではないが、激しく降っている所もあるようだ。台風1号の影響もあるのだろうか。
囲碁クラブは傘立てが満員状態だ。この雨の中を集まってきてくれる人たちは、囲碁が本当に好きなのだろうと思う。好きこそ物の上手なれと言はれるが、この囲碁ファンたちは強くなると思う。真剣に打っている。本当に楽しそうだ。この楽しさだけは誰も取り上げないでくれ!「橘中の楽」「爛柯」などと囲碁は言われているが、囲碁を楽しむ人たちの心境を表しているのだろう。
さしずめ囲碁を楽しめる碁会所は、囲碁ファンの桃源郷と言えるのではないだろうか。
今日は三役リーグを1局打った。これは久しぶりで圧勝かと思ったまではよかったが、残念ながら時間切れで負けてしまった。勝負は下駄を履くまで判らない。    碁に負けて 忍ぶ恋路や 春の雨     子規
   碁に負けて つれなく見ゆる 時雨哉   杉風 
囲碁クラブはもうお客が帰ってしまったが、外は雨が激しくなってきた。


ぐずついた天気が続いている。予報では台風第1号が東に向かっているそうだ。
2006.05.18(Thu)
ぐずついた天気が続いている。予報では台風第1号が東に向かっているそうだ。日本の南に横たわる前線に向かって、暖かい空気を送り込んでいるとか。台風がこのまま進んでくると大変だが、勢力が衰えて熱帯低気圧になっても、相当影響が出てきそうだ。今週はお天気の方もどうやらはっきりしないようだ。
囲碁関西(6月号)が届いた。今月号で目に付くのは、名人戦リーグ戦では今村俊也九段と坂井秀至七段が活躍している。棋聖戦では前期挑戦者決定戦に結城聡九段が進出した。リーグ戦を陥落した本田邦久九段と今村俊也九段が、最終予選を勝ち抜いてリーグ戦に復帰している。富士通杯世界選手権大会では、日本でただ一人、関西棋院の結城聡九段がベスト8に勝ち進んでいる。関西棋院勢の目覚しい活躍は実にすばらしい。
昨夜は夕方から夜中までかかって特別清掃をした。今日来て見ると床はスケートリンクみたいにぴかぴかだ。トリノのスケートリンクでは天女の舞を見せた荒川静香選手が一世を風靡したと言えるだろうか。あの華麗なイナバウアは山田健新君も演じるほどだ。ぴかぴかになった囲碁クラブでは、滑って転ばないように気をつけてもらいたい。碁打ちはなんと言っても、盤上の華麗な打ち回しによって相手をギャフンと言わせることで、たまらない喜びを感じるのではないだろうか。


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