席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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昨夜の「その時歴史は動いた」(NHK)は本因坊秀策が主人公だった。 2006.07.06(Thu)
昨夜の「その時歴史は動いた」(NHK)は本因坊秀策が主人公だった。因島生まれの秀策はお城碁不敗の記録を打ち立てた。当時は時間制限がなかったので皆名局ばかりだった。
「碁打ちは親の死に目に会えない」
城中にいったん入ると、御城碁が終局するまで出られなかった。碁所の格付けと実利が懸かっていた。まさに命をかけて戦った。これこそがプロだった。
先日尾道で行われた第61期本因坊挑戦手合七番勝負の第3局が映し出されていた。高尾本因坊対山田九段。NHKもよく取材している。当地で曾お祖父さんが秀策と打った時、秀策が書いたという衝立が映し出された。メモに書き取ろうとしたが、もたもたしている間に、場面が転換してしまった。
幸いにも前原の佐藤さんがビデオを撮ってくれた。後でゆっくり見せてもらおうと思う。


今夜は10:00からNHK総合テレビで「その時歴史が動いた」○史上最強の囲碁名人●本因坊秀策○連勝記録●極めた心技○が放映される。 2006.07.05(Wed)
今日も又雨だった。東京の西のはずれから宝物が届いた。中にはなんと囲碁関係の資料がどっさりと入っていた。よくも几帳面に集めたものだ。ただただ感心するばかりだ。
囲碁史研究家の水口さんは「囲碁の文化誌」(日本棋院)など多くの著書がある。囲碁関係の雑誌には水口さんも提供する資料が多く載せられている。囲碁を愛する水口さんならではのボランティアーに毎日のように忙しいそうだ。本当にご苦労様です。
今夜は10:00からNHK総合テレビで「その時歴史が動いた」○史上最強の囲碁名人●本因坊秀策○連勝記録●極めた心技○が放映される。時は徳川時代末期。○本因坊秀策○はお城碁不敗の連勝記録を樹立したが、担当の松平キャスターは徳川家の末裔と言われている。今ビデオのセットで大騒ぎしているところだ。ビデオを撮れる人は、この際撮っておいた方がいいのではないだろうか。
「今夜の『その時歴史が動いた』は見てくださいね」
水口さんはアドバイスしてくれた。


第19回富士通杯世界囲碁選手権戦は韓国の朴正祥六段が周鶴洋九段(中国)を破り優勝した。 2006.07.04(Tue)
第19回富士通杯世界囲碁選手権戦は韓国の朴正祥六段が周鶴洋九段(中国)を破り優勝した。これで韓国勢が九連覇した。朴正祥六段は21歳で初出場、初優勝だった。朴正祥六段には一挙に九段に昇段するご褒美がついている。
3位決定戦は李世ドル九段(韓国)対 崔哲瀚九段(韓国)だった。崔哲瀚九段の先番中押し勝ち。
来年行われる次回の富士通杯世界囲碁選手権戦では日本の代表の活躍を期待したい。
さて今夜のワールドカップ準決勝はどうなるのだろうか。ドイツ対イタリア。フランス対ポルトガル。今回はヨーロッパ勢が強かった。日本も若手の選手育成に賭けるしかない。日本のヒーロー・中田英寿が引退した。ブラジルに負けて芝生で天を仰いだ時、何を思ったのだろうか。国際舞台で活躍したプレーヤーは何を後進に教えてくれるのだろうか。
ウインブルトンも今夜だ。今夜は眠れないかもしれない。


梅雨が続いている。この辺りの樹木の葉はすっかり深い緑になった。小鳥たちは盛んに囀りながら隠れん坊している。 2006.07.03(Mon)
梅雨が続いている。この辺りの樹木の葉はすっかり深い緑になった。小鳥たちは盛んに囀りながら隠れん坊している。もう雛たちも孵ったのだろうか。
サンペデックは今でこそ注目の的になっているが、中にいる人たちにとっては、昨年から静かに打ち過ぎていく毎日だ。心の中は穏やかではないのだが。
文化ホールの前にあるネブタが淡いピンクの花をつけている。静かになったこの界隈の片隅でほんの僅かなのだが、穏やかな風に吹かれて、しばしのひとときを過ごしている。力強く彩りも華やかなアジサイの花が人目を引いている。
もうすでに旬を過ぎたヤマボウシは花も萎れている。それでも近いうちにイチゴのような実をつけてくれるのだろう。
忙しいところを今日も土屋先生がパソコンを診にきてくれた。平日の昼間は見に来たのは、初めてだったようだ。感心した様子だった。
「平日にこんなにお客さんがいる囲碁クラブは、なかなかないんじゃないですか」
ー囲碁教室は先生方が一生懸命にやってくれていますから。教室の数は多いですー
おかげさまで来週の終わり頃には、新しいパソコンでいろいろと楽しめそうだ。


ウインブルトンも若手が台頭してきたが、ワールドカップも若手の時代になった。囲碁も若い世代に大いに期待したい。 2006.07.02(Sun)
今日も梅雨空だったが、若手の元気のいいニュースが入ってきた。今日は第3回文部科学大臣杯小・中学校囲碁団体戦の千葉県大会が船橋市東部公民館で開かれた。参加者は数十名に及んだそうだ。世話役の幹事さんに聞いたところ、大激戦が繰り広げられたそうだ。代表校の選手たちは今月末の全国大会では活躍が期待されている。
東京では小学生名人戦が開かれて全国大会に出場する代表が決まったそうだ。李青海先生の棋道教室や津田沼塾で稽古を積んでいる佐野君が代表になったそうだ。最近は目が輝いていると思ったら、棋力も急速に伸びているようだ。先生方の指導と本人のやる意欲がマッチして、急速の進歩を遂げているのだと思う。鉄は熱いうちに打てと言い伝えにもあるが、今が大事な時なのだろうと思う。
何事も一生懸命に頑張る人にはかなわない。
ウインブルトンも若手が台頭してきたが、ワールドカップも若手の時代になった。囲碁も若い世代に大いに期待したい。津田沼囲碁教室も少年少女の生徒が増えてきたが、楽しみになってきた。


今年もちょうど半分が過ぎた。過ぎてしまえば何か少し速かったような気がする。 2006.07.01(Sat)
今年もちょうど半分が過ぎた。過ぎてしまえば何か少し速かったような気がする。日本は世界でトップの少子高齢化の国だそうだ。少年老い易く、云々と言われるが、全くその通りだと実感している。
日本経済新聞に載っている「私の履歴書」を読んでいると、苦労が大きかった人ほど味わいが深く魅力的だと感じている。先月は作曲家の遠藤実氏だった。終戦を挟んだ年代に青年期を送った人たちに共通しているのだが、大変な苦労をしたそうだ。農家の作男をはじめ、田舎の「のど自慢大会」や酒場の流しなど苦労したようだ。成功してからも失敗もあり順調ではなかったそうだ。
遠藤実が名前をつけたという舟木一夫の「高校三年生」や「学園広場」が懐かしい。橋幸男の「潮来の伊太郎」はカラオケでよく歌ったものだ。
今日は松戸の萩谷さんと三役リーグの手合いを打った。序盤は圧倒的にいいか、と思って調子に乗っていたら、終盤に大石を召し取られて、惨敗してしまった。人生は楽あれば苦ありとよく言はれるが、囲碁でも全くその通りだ。


プロ野球は交流戦も終わり、しのぎを削るペナントレースが再開された。 2006.06.30(Fri)
プロ野球は交流戦も終わり、しのぎを削るペナントレースが再開された。これからオールスターもあるが、後半戦に入りどんな展開になるのだろうか。
セ・リーグは中日が安定した戦いぶりで首位に立っているが、他のチームも追い上げが急になることが予想される。少し元気のない巨人にも踏ん張ってもらって、頑張ってもらいたい。開幕当初のはつらつプレーが見られない。いったいどうしたのだろうか。プロ野球はやはり競り合わないと面白くない。
パ・リーグの方は熾烈な戦いが繰り広げられている。正直言ってパ・リーグの人気が急上昇している気がする。これは何と言っても野村監督率いる楽天の活躍が寄与するところ大なのではないだろうか。
アメリカ大リーグの日本人選手たちの活躍は気持ちがいい。今年は城島のマリナーズ加入がいい刺激になっているようだ。
日本はここ数年の間に政治や経済面では、世界のリーダー的存在感が薄れてきた感じがするが、これはどうしてだろうか。
お手本になるべきトップの人たちに不祥事が相次いでいる。一方で中層から下の庶民階級は、将来についての希望がだんだんと萎んできているのではないだろうか。
治安の面でも何かと不安な毎日をおくっているのではないだろうか。
囲碁を打てる人は幸せかもしれない。何もかも忘れて盤面に没頭できる。囲碁には神様みたいな神通力があるのだと、最近は感心しているしだいです。ではこの辺で失礼します。


大渕盛人九段が、読売新聞の「岡目八目」で囲碁界全体を盛り上げることは、世界平和にもつながり、近い将来には囲碁のワールドカップを実現することが、夢の一つだと言っている。 2006.06.29(Thu)
暑い一日だった。歩いていると汗がふきだしてきた。これではまるで真夏のようだ。このまま夏になってしまうのも何かきつい気がするが、今日は梅雨の中休みだそうだ。
ワールドカップもベスト8が出揃ったところで中休みになった。予想通りとは言わないが、なるほどと思われる強豪が残っている。この辺で優勝を予想するのも面白いかもしれない。優勝は南米かヨーロッパか。残っている数からするとヨーロッパが多い。しかし日本が負けたブラジルあたりに勝ってもらえば、日本も少しは顔が立つかもしれない。まあこれは気休めみたいなもので、次回の南アフリカ大会までに日本がどこまで力をつけるか、それが問題かもしれない。
大渕盛人九段が、読売新聞の「岡目八目」で囲碁界全体を盛り上げることは、世界平和にもつながり、近い将来には囲碁のワールドカップを実現することが、夢の一つだと言っている。


昨日の本因坊挑戦手合七番勝負第5局は挑戦者の山田規三生九段が中押しで勝った。 2006.06.28(Wed)
昨日の本因坊挑戦手合七番勝負第5局は挑戦者の山田規三生九段が中押しで勝った。これで高尾本因坊の3勝2敗となった。第6局は7月11、12日に箱根の竜宮殿新館で行われる。今箱根はアジサイが見頃なのではないだろうか。
♪あなたを捨てた 報いでしょうか 男にゃ泣いたと 風便り 白から赤へ 赤から青へ ここ ろを変える あじさいの 花をみるたび おもいだす にくい 恋しい 箱根の女(ひと)よ♪(北島三郎の♪箱根の女♪ )
一度は見に行きたいと思っている。
高尾本因坊初防衛まであと一つ。今行かないと七番勝負は終わってしまいそうだ。


飯山満の坪井さんが今年も北海道のサロマ湖100キロマラソンに行ってきた。 2006.06.27(Tue)
今朝はセミが鳴いていた。雌が樹皮に産卵し、幼虫は地中に入り植物の根から養分をとって、数年かかって成虫になるそうだ。夕べ土の中から這い出してきたのだろう。初めはたどたどしかったが、達成感の溢れた鳴き声だった。
飯山満の坪井さんが今年も北海道のサロマ湖100キロマラソンに行ってきた。お土産の「白い恋人」が美味しかった。
「今年は完走しました」
と日焼けした顔には100キロ完走の達成感が現れていた。
時々日焼けして来ていたので、どこで遊んできました?と聞いたりしたが、あれはどうやらマラソンのトレーニングをしていたらしい。
昨年は途中で足を痛めてしまい、完走出来なかったそうで残念がっていた。連続出場しているそうだから大変なものだ。常日ごろから鍛えているからこそ超大型競技に参加して、偉業を達成できるのだろう。
囲碁の方も最近の充実ぶりをあらわしているのだろう。五段は優にあるだろうとおもう。今日も楽しそうに打っていた。


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