席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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お盆で田舎に行ってきた。しとしとと小雨が降っていた。ヒグラシがカナカナカナと鳴いている。驚いたことに鶯も鳴いていた。 2006.08.15(Tue)
お盆で田舎に行ってきた。しとしとと小雨が降っていた。ヒグラシがカナカナカナと鳴いている。驚いたことに鶯も鳴いていた。
久しぶりで会う人たちはそれほど変わった様子もなかった。昔話に花が咲いたり、自慢話を聞いたり、時間のたつのを忘れた。
たまたま囲碁の話になった。ハマコーさんが津田沼に来ていることを話すと、みんなよく見ているらしく、どこでも人気者であることが分かった。
「ハマコーさんはズバリものを言うからね」
「出ていると面白くてしょうがないよ」
「あの人柄は人に好かれるね」
などといろいろ聞かせてもらった。
今日もハマコーさんがどこかのテレビに出ていた。銀座から八重洲にかけて食べもの屋を歩いていたが、弁当をどんどん買っていた。どこでも人気があるようで、さすがだと感心した。
スタッフに聞くと「昨日も出ていたわよ。ついつい見てしまいますね」と教えてくれた。


夏休みで若者たちが来ている。元気のいい碁を打っている。 2006.08.14(Mon)
夏休みで若者たちが来ている。元気のいい碁を打っている。どんどん打っては検討している姿は頼もしい。これからは若者たちに期待するしかない。
打ち碁の検討に加わってみたが、柔軟な頭脳にはとても太刀打ちできない。
「それではこう打ったどうか?」と問題を出しても、軽く答えが出てしまう。なんといっても、問題図を受けとめて正面から取り組む姿勢がすばらしい。この鍛錬を通じて棋力が上がっていくのだろう。
今日もお天気は不安定だった。台風の影響なのだろうか。南の方には10号、11号と、2つも並んできている。今年は台風の当たり年なのだろうか。送電線事故で停電があったり、渋滞があったり、飛行機は厳戒態勢に入ったりで大変な日が続いている。
囲碁クラブは超満員だった。こんなときは囲碁クラブでゆっくりするのが一番かもしれない。


昨日の雷には驚いた。昔はよく恐ろしいものの例えに、地震雷火事親父が挙げられていた。 2006.08.13(Sun)
昨日の雷には驚いた。昔はよく恐ろしいものの例えに、地震雷火事親父が挙げられていた。たしかに地震や火事は恐ろしいと実感していた。親父は昔は恐ろしかったが、今はどうだろうか。雷は田舎で劈くような震え上がるような恐ろしさを感じたことがあった。
昨日は新津田沼の駅を降りて、丸井の側から千葉工大に渡る陸橋に出ようとしたとき、ピカッ!ドドーンとやられて、動けなくなってしまった。新京成に乗る前からピカッ!ピカッ!ドドーンとやっていたのだが、歩いている人もいるし大丈夫か、と思って出てきた。電車のアナウンスでも「JRは落雷のためダイヤが乱れています」と案内していた。怪しい雲行きになっているなあ、と感じていたのだが、いざ目の前でピカッ!ドドーンをやられてしまっては、うろたえてしまった。みんな身動きが出来なくなってしまった。
「うわっ、怖いわ!」
「どうしよう」
足止めを食って、大変な騒ぎだった。
暫くして歩き出したが、いつ雷公が暴れだすか、と気が気でなかった。囲碁クラブに来てもあちこちに稲妻が走っていた。関東地方では各地で落雷があって、交通機関にもだいぶ影響があったようだ。富士山には雹が降って頂は真っ白になったそうだ。
囲碁クラブでは下界の事はすっかり忘れているかのようだった。まさに囲碁に夢中だ。どなたも悠然として盤面を見ている。
今日はまた第88回高校野球選手権戦が甲子園で行われていたが、第4試合の松代高対八重山商工戦が、雷のおかげで暫く中断した。昨日今日とあちこちで雷公が大暴れだった。


囲碁クラブではみんなが夢中で囲碁三昧だった。囲碁を広めることが、世界平和に貢献することになればいいのだが。 2006.08.12(Sat)
今日明日は曇りのち雨で、あまりはっきりしない天気だと聞いていた。午前中はくもりで蒸し暑かった。扇風機を廻しながら山となった新聞を見ていた。世の中はいろいろと出来事が出てくるものだ。
しかしなんと言っても戦争ほど残酷なものはないと思う。日本経済新聞連載の「世界を創った男・チンギスハン」(堺屋太一)の以前の時代から部族や民族の争いは繰り返されてきているのだが、大陸では草原を駆ける馬やヒツジが大事な役割をしたようだ。昔はまだ個人戦や団体戦で人脈や地形や環境が戦略を建てる上で重視されたようだ。武器も1対1の白兵戦用のものだったが、最近では大量破壊兵器が中心になっている。相手の顔も見ないで、なぜ戦わなければならないのかを、相手に宣言もしないで無差別に殺戮するのだから酷いものだ。
日本も61年前アメリカのB29による連日の大空襲、広島・長崎の原爆投下によって、無条件降伏をした。第二次世界大戦での犠牲者は数百万人といわれているが、実態はもっと多かったのではないだろうか。8月15日には昭和天皇による玉音放送がされた。あの日は本当に暑かった。はだしで焼けた土の上で聞いたあの放送。日本は神の国だから絶対負けない、と言われていた。いざとなれば神風が吹く、とも言われていた。NHKの朝ドラ「純情キラリ」で終戦の場面を来週放映するそうだ。
誰のためにもならない戦争をなくすにはどうすればいいのだろうか。争いは人類の宿命なのだろうか。いつまでも続くのだろうか。
囲碁クラブではみんなが夢中で囲碁三昧だった。囲碁を広めることが、世界平和に貢献することになればいいのだが。


蒸し暑い一日だった。 2006.08.11(Fri)
蒸し暑い一日だった。朝のうちは曇りでセミの鳴き声ばかりが元気だった。カラスももう子育てに入っているのか、ときどきやかましく鳴いている。しかし2本足で歩くときは腰を振り振り結構大儀そうだ。あれで電信柱や電線の上では身軽に、「江戸火消し」みたいな軽業を見せる。じっと見ていると得意そうにやっている。あれで恰好の獲物が見つかると、さっと降りてきてせしめてしまう。なかなか賢い生き物だ。
最近はカケスも飛んでくる。ギーッギーッとやっている。この暑さのせいか、鳴き方が少し変わったようだ。もちろん何かのコミュニケーションなのだろう。それが何なのか?分かると面白いのだが。しかしあまり領分を侵してしまっても、困る事が起きるかもしれない。
2、3日前のことだが、NHKで日本未来科学館の映像が流れていた。夏休みで大勢の人たちが訪れているそうだ。たしか囲碁高段者の入江さんがボランティアで、解説の手伝いをしていると聞いたが、今大忙しなのではないか。
入江さんも骨休めで「秋場所」の手合いが出来るといいのだが。夏休みの間は難しいのだろうか。
最近パンダネットの人気が出てきて、対局する人が増えてきた。続けて2局打ったがほどほどに疲れた。


今日は台風一過の真夏日だった。囲碁クラブに着くと、ちょうど昼時だったが、避暑をかねた囲碁ファンで満員だった。 2006.08.10(Thu)
今日は台風一過の真夏日だった。朝のうちは真っ青な日本晴れだった。これほど気持ちがいいのは久しぶりだった。少し空気もさわやかな感じだった。ところがいつの間にやら雲はわいてくる。また蒸し暑くなってくる。せっかく台風が行ったというのに、これでは真夏に逆戻りだ。
セミも元気に鳴いている。扇風機をかけても、生暖かい風が吹き付けてくるだけだった。それではと逃げてきた。お昼は松屋の牛丼だった。アメリカ産が出て来ないうちに食溜めしておくしかない。
この間松屋に行ったら、囲碁教室に通ってきている生徒さんのお母さんがいたが、今日はいなかった。最近はその生徒さんも見えないから、一緒にどこかに出かけたのだろうか。
囲碁クラブに着くと、ちょうど昼時だったが、避暑をかねた囲碁ファンで満員だった。八千代の佐久間さんが久しぶりで来ていた。丁度同じくらいの棋力の相手がいないので、例によってパンダネット対局をすすめた。始めはマウスの使い方もぎこちなかったが、だんだん慣れてくると、どうやらハマってしまったようだ。
「これうちでも出来るかな?」
といことで、パンフレットを持って行った。はたしてこれからどうなるだろうか。家でもちゃんと対局出来るだろうか。すっかりハマってしまって、囲碁クラブに来なくならないだろうか。


台風の3連星には驚かされたが、この辺りに来た台風7号はどうやら弱くなったようだ。 2006.08.09(Wed)
台風の3連星には驚かされたが、この辺りに来た台風7号はどうやら弱くなったようだ。高校野球は有力と思っていた横浜、常総、千葉経済、浦和学院の関東勢が次々に敗れてしまった。相手が強かったから仕方ないのかもしれないが、少し拍子抜けした感じだ。
今オシム語録で話題のオシム・ジャパンが、トリニダード・トバコと対戦している。前半戦で取ったサントスの2点はなかなか味がある。これからが見ものだ。
囲碁クラブはこの台風の中を大勢が詰め掛けてきた。囲碁に魅せられた人たちには楽園なのだろうか。一心不乱に囲碁に没頭して楽しんでいる。これこそが幸せというものなのだろう。
手空きの者はパンダネットで熱心に対局して、何かしらパンダに似てきてしまった感じがする。まあネット対局は1日1局くらいがいいところなのではないか。あまりネット・オタクになってしまうのも考えものだ。
ふと後ろを見ると、はるかに幕張メッセの明かりが見える。マリーンスタジアムも見える。まばゆい星のようにきらきらと光る灯火。千葉工大も見下ろせる。ところがどっこい、千葉工大は高層ビル群になってしまうそうだ。この景観が失われるのはなんとも残念至極だ。そのビル建築工事が始まっている。


今日は立秋。秋は台風が発生しやすいのだろうか。日本列島は7号、8号、9号に攻められて、大変だった。 2006.08.08(Tue)
今日は立秋。秋は台風が発生しやすいのだろうか。日本列島は7号、8号、9号に攻められて、大変だった。南関東地方にも大雨洪水注意報が出ていた。
第88回高校野球選手権戦の熱気が台風を吹き飛ばしたのか、甲子園はぽっかりと空白になっていた。朝から熱戦が繰り広げられた。
関西 10 ― 11 文星芸大付 、常総学院 8―11 今治西、倉吉北 6―7 松代 、千葉経済大付6−9八重山商工
今日は大量得点が続いてファンを十分に楽しませてくれた。まだまだこれからが面白くなりそうだ。甲子園も台風の影響で風が強かったが、選手たちは一生懸命にがんばっていた。
囲碁クラブでも高校野球を見る人たちが多い。有力校の情報をよく知っている人もいて、教えてくれる。解説もなかなかに興味深い。


津田沼囲碁クラブは秋場所が始まり、若い人たちも参加している。若い人たちの対局には見物が出ている。 2006.08.07(Mon)
8月1日と2日の2日間、第27回文部科学大臣杯少年少女大会が日本棋院でわれた。
中学生の部は日野立誠君(大分)が小山光晶君(北海道)を破り初優勝した。
小学生の部は藤村洋輔君(北海道)が大関稔君(神奈川)を破り初優勝した。
第3回文部科学大臣杯小中学校団体戦は7月30日と31日に行われた。
中学生は桐朋中学校(東京)が筑波大学附属駒場中学校(東京)を破り初優勝した。
小学生は東中野小学校(東京)が横浜市立川島小学校(神奈川)を破り連続優勝した。
日本も若く強い人たちが育ってきている。将来は日本も韓国や中国に勝って、世界一になる日も来るのだろう。楽しみだ。
津田沼囲碁クラブは秋場所が始まり、若い人たちも参加している。若い人たちの対局には見物が出ている。ハマコーさんも今日はテレビの収録がなかったらしく、秋場所の対局を見物していた。
「あれがハマコーさん?」
「そうですよ」
「よく似ているから、もしかしたら、そうじゃないかと思っんだ」
高校野球も熱戦が繰り広げられている。テレビの前も黒山になっている。


夏の高校野球が開幕した。初日から強豪同士がぶつかり合っている。 2006.08.06(Sun)
夏の高校野球が開幕した。初日から強豪同士がぶつかり合っている。北海道の白樺高対高知商業高は激戦だった。第88回高校野球選手権戦の開幕にふさわしい試合だった。関東の早実勝ったが横浜が負けてしまった。この炎天下ではつらつプレーをする高校生たちのファイトはすばらしい。
囲碁の甲子園といわれる第30回文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会(7月25から27日まで)が日本棋院で行われた。
団体戦は男子が上宮高校(大阪)が2回目の優勝、女子は 豊島岡女子学園高校(東京)が初優勝した。
個人戦は男子が梅谷豊巨さん(駒大附属岩見沢高)が初優勝、準優勝は東京学館の大熊悠人さんだった。女子は深坂風子さん(大手前高・香川)が初優勝した。準優勝は横田仁美さん(防府高・山口)だった。
サンペデック広場では今日も「いきいき津田沼夏祭り」が開かれて、盛り上がっていた。船橋東部公民館では囲碁祭りが開かれて、代表戦では強豪が激突した。内容は詳しくは聞いていないが、光永 豊さんが優勝したそうだ。
今日はなんとも暑い一日だった。


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