席亭から 



お知らせやら独り言やら最近思うことなど、
おこがましくも、席亭から一筆啓上。


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囲碁研究(9月号)が届いた。高尾本因坊の「プロ感覚をマスターする 15の問題」が載っている。 2006.08.25(Fri)
囲碁研究(9月号)が届いた。高尾本因坊の「プロ感覚をマスターする 15の問題」が載っている。その1に、「本手を打とう」がある。第1問を見て、なるほどと思った。
最近の碁は負けてばかりいるが、「大場と思うところに、ただ先走っている」のが一番の原因のようだ。明日からは改心して、本因坊の言うように、本手を打つことにしたい。
朝晩しのぎやすくなるかと期待していたが、なかなかそうはいかない。夜中に暑くてあつくて、目が覚めてしまう。クーラーをつけると今度は寒くなってしまう。李先生がこの間の第61期本因坊就位式の時、体調が変だからと出席できなかった。今日聞いてみると、もう治ってしまったそうだ。どうやらその原因はクーラーだったようだ。
最近のように天候が不順だと、体調のほうも変になってしまう。碁打ちの皆さんは体調管理に気をつけて、いい碁を打ってもらいたい。


今日は習志野の野球通の富田さんから「平成18年度(第59回)秋季千葉県高校野球大会地区予選」の日程表をいただいた。 2006.08.24(Thu)
毎日暑い日が続いている。相変わらずセミの合唱が聞こえるが、少し静かになったかと思うと、ホーシ ツクツク!と聞こえた。子供の頃からツクツクホーシと言っていたが、どちらが本当なのだろうか。
近づくと気配を察してか、段々と速く鳴く。邪魔が入ったと思うと、ストレスを感じて速く鳴くのだろうか。最後はシッツ!と、なにやらおしっこの様なものを引っ掛けられる。この邪魔者!と言う感じだ。
昨日は処暑。二十四節季のひとつで、朝晩次第に冷気を覚える時分という意味だそうだ。そろそろと本格的な秋が近づいてくるのだろう。
今年の第88回全国高校野球大会は面白かったが、そろそろ秋の高校野球がはじまる時分になった。今日は習志野の野球通の富田さんから「平成18年度(第59回)秋季千葉県高校野球大会地区予選」の日程表をいただいた。第1地区から第8地区までの組み合わせおよび日程表だ。それを見ると地区予選の第1試合から好取組がある。第2地区でも市立船橋対習志野高校が2日に行われる。場所は秋津球場。朝9時試合開始だから、また早く出てこなければならない。
また忙しくなりそうだ。


21日の朝日新聞夕刊には、荒谷記者の署名入りで「棋士快声」が載っていた。主人公は石田芳夫九段だった。 2006.08.23(Wed)
一昨日の第61期本因坊就位式の時、朝日新聞の荒谷記者が取材に来ていた。どんな風に取材するのか、時々見ていたがその要領は分からなかった。メモを取っているように見えたが、どうだったのだろうか。
その21日の朝日新聞夕刊には、「棋士快声」が載っていたが、荒谷記者の署名記事だった。記者はさすがに忙しいものだと思った。この紙面の主人公は「石田芳夫九段」だった。
その記事を見てみると、石田九段は71年に22歳で本因坊になり5連覇したそうだ。74年には史上3人目の名人本因坊になった。石田九段はコンピューターとも言われた。この時石田本因坊は四谷の木谷道場にいて、「部屋住みの本因坊」と言われたそうだ。
石田九段は人柄もよく、解説を聞いても解りやすい。物腰も低く人に好かれるタイプだ。今は棋士会の会長を務めているそうだ。
「アマチュアあっての囲碁界です」
と、囲碁普及にも力を入れている。棋聖、名人、本因坊の3大タイトルで22歳は、最年少のタイトル奪取記録だそうだ。荒谷記者もこの本因坊就位式の日に合わせて、この記事をまとめたのだろうと思われる。
「秀行先生の3大タイトル最年長記録(56歳棋聖6連覇)を更新出来れば」
と話している。石田九段の念願の記録が達成されるように期待したい。この荒谷記者の記事はなんとも素敵なタイミングだった。
ところで囲碁クラブは今日も満員だった。気持ちのいい碁を打って、時間のたつのを忘れてしまう、恰好のスペースなのだろうか。


昨夜、第61期本因坊就位式が如水会館で行われた。パーティーでは大勢のファンが高尾本因坊の初防衛を祝った。 2006.08.22(Tue)
昨年の本因坊就位式には、少し遅れて会場に入ったので式典は終わっていた。今年はだいぶ早く着いてしまった。ご両親は早く見えていて、挨拶を交わすことが出来た。
八千代の冨澤さんや山下さんたちとしばらく話していた。受付の準備も出来て、本因坊就位式会場に入った。後から後から続々と詰め掛けてきて超満員となってしまった。椅子席の周りには立ち見の人たちで、身動きがとれないほどだった。
記者やカメラマンそれにテレビの取材など、それはそれは大変だった。
日本棋院の理事長から本因坊允許状授与。毎日新聞社社長から賞金授与。大和証券から記念品授与。藤沢秀行師匠の挨拶。本因坊の挨拶。
本因坊就位式の後はパーティー会場へ。昨年よりも参加者は大分多かった。津田沼からも大勢駆けつけた。記念写真撮影も忙しかった。歓談の輪は盛り上がっていた。


第88回高校野球選手権大会は早稲田実業高校が優勝した。
今回は見応えがあった。
2006.08.21(Mon)
第88回高校野球選手権大会は早稲田実業高校が優勝した。4−3で駒大付属苫小牧高校を破った。津田沼囲碁クラブではテレビの前が黒山になった。いったい囲碁を打ちにきたのか、高校野球を見にきたのかどうなのだろうか。
「最近はプロ野球よりも高校野球の方が面白いですね」
大塚さんはスポーツライターをしていると聞いているが、囲碁も熱心で下手に教えたり、大定石辞典で調べたりしている。検討もかなりなもので最終の閉店時間まで仲間と、打ち碁を並べて研究している。こんな人をどちらかというと、本格的な碁打ちと言うのではないだろうか。その大塚さんが言った先ほどの一言は、今の野球界の状態をよくあらわしていると思う。セリーグはもうなんとなく、つまらなくなってしまった。パリーグの方はまだましだ。プレーオフがあるので、3位までの順位争いが、これから物を言ってくる。
大熱戦の高校野球は決勝再試合が行われて、早稲田実業が初優勝した。今回は見応えがあった。
1、2年生は秋の大会に向けて、練習が始まっている。来年の春、どこが選抜に出てくるのだろうか。9月に入れば地方大会が始まる。試合日程はどうなっているのだろうか。


第3期トヨタ&デンソー杯囲碁王座戦が8月26日から9月1日まで開かれる。
第88回高校野球選手権大会は今日決勝戦が行われた。早稲田実業対駒沢大苫小牧。がっぷり四つに組んで譲らない。
2006.08.20(Sun)
今日も不安定なお天気だった。囲碁クラブは夏休みで子供たちも多かった。この中から各方面で将来活躍する子供たちが現れてくるのだろう。世の中の役に立つように成長してほしいと思う。
第3期トヨタ&デンソー杯囲碁王座戦が8月26日から9月1日まで開かれる。世界各国から32名が参加する。第1期は李昌鎬、第2期は李世ドルといずれも韓国勢がタイトルを獲っている。優勝賞金は世界最高の3千万円。今年は誰が分捕るのだろうか。
日本からは高尾本因坊をはじめ、張栩王座・名人、羽根棋聖、依田九段、林九段、趙善津九段、彦坂九段、結城九段、柳九段、瀬戸六段の10人が出場する。韓国は7人、中国は7人、台湾が1人、アジア・アフリカ・オセアニアから3人、ヨーロッパが3人、中南米が1人、北米が2人。日本・韓国・台湾以外からの出場者を見ると、やはり中国系の人が多い。
この棋戦が世界の囲碁普及に大いに役立っていると思う。この棋戦を企画した人たちの功績は大きいと思う。ますます発展することを祈りたい。
第88回高校野球選手権大会は今日決勝戦が行われた。早稲田実業対駒沢大苫小牧。がっぷり四つに組んで譲らない。延長15回1−1で引き分け、明日再試合となった。引き分け再試合は、第51回大会(1969年)の松山商業(愛媛)対三沢(青森)が延長18回で引き分けたが、それ以来37年ぶり2度目となった。


今日も暑かった。セミの鳴き声は相変わらず元気いっぱいだ。
第88回高校野球選手権大会は準決勝。熱戦が繰り広げられている。
2006.08.19(Sat)
今日も暑かった。セミの鳴き声は相変わらず元気いっぱいだ。午後からはゴロゴロと雷が鳴っていた。大粒のにわか雨が降ってきた。これも台風10号の影響なのだろうか。
第88回高校野球選手権大会は準決勝。甲子園では熱戦が繰り広げられた。明日はいよいよ決勝戦だ。早稲田実業と駒大苫小牧のどちらが優勝するのだろうか。
プロ野球が最近は面白くないので、その分高校野球の純粋さに引かれているのではないだろうか。
囲碁クラブは満員だった。秋場所がはじまっているが、手合いにも熱が入ってきた。
パンダネット対局も行われている。この分だとNET対局者もだいぶいるのではないか、そんな感じを受けた。


山梨県の北杜市から珍しい便りが届いた。 2006.08.18(Fri)
山梨県の北杜市から珍しい便りが届いた。北杜市は南アルプスの八ヶ岳の麓にあるそうだ。この間NHKで自然の中の生活ぶりが紹介されていたが、「人と自然が躍動する環境創造都市」という案内書が届いた。
地球もだんだんと荒れてきているが、まだいいところが残っている。たまにはそんなところを見て、心を癒してみてはどうだろうか。滾々と湧き出る伏流水をたっぷりと飲んで、元気を取り戻してはどうだろうか。まだまだこの地球も捨てたものではない。
そんな環境にたっぷりと浸かってみたいものだ。そのうち一回行って見ようと思う。


第88回高校野球選手権大会は今日が準々決勝の1日目。今年の甲子園は天気に恵まれて、順調に試合が進んでいる。 2006.08.17(Thu)
第88回高校野球選手権大会は今日が準々決勝の1日目。今年の甲子園は天気に恵まれて、順調に試合が進んでいる。台風の影響で中断したことがあったり、上がったフライが強風で流されたり、運を左右した場面があったが、全体的にまずまずの試合進行だったのではないだろうか。
今日の2試合は接戦だった。目に付いたのが投手の突然の乱れだった。おそらく連戦連投で疲れが出ているのではないだろうか。監督さんの選手起用は難しかったと思われる。
最後の勝負は運だったと思う。投手の疲れが出たところに、強力打線が爆発した感じだ。今年の優勝校はまったく予想が出来ない。最後はやはり投手と運ではないだろうか。
さて今日は夏休みのせいだろうか、囲碁クラブは満員だった。時間つなぎにパンダネットのネット対局をしたが、勝負は面白かった。しっかり見えて頭も冷静な時に負けて、少し疲れてきてなにやら眠くなった時に、相手が投げてくれた。よく考えて打つよりも、大体の感覚で打つ方が、いい手が出るものなのだろうか。
さて、高尾本因坊著「正々堂々 高尾の力学」(日本棋院)が出た。早速取り寄せてみたが、これがなんともすばらしい本だ。「攻めの急所・厚みのポイント」(NHK出版)に続いての第2弾だ。この2冊を熟読すれば、というよりはマスターすれば、それこそ勝率も徐々に上がってくるに違いない。
どうも碁を打っている時に、眠くなってしまうのはなぜか。どうやらその昔、会社で昼休みに早碁を打っていたが、その時の悪い癖が出てしまうようだ。まったくもって怪しからん話だ。こんな不逞の輩は神様が許さないと思う。そのうち罰が当たることだろう。


アジアカップの対イエメン戦が行われている。
第88回高校野球選手権戦はベスト8が出揃って、いよいよ準々決勝に入る。
2006.08.16(Wed)
アジアカップの対イエメン戦が行われている。後半が始まったが、まだ0−0だ。オシム監督の選手起用がどうなるか、興味津々だったが、鹿島や磐田からは選ばれなかった。新しい監督の采配でのスタートはどうなるか、ファンは見守っていることだろう。
囲碁クラブは今日までがお盆休みだったのか、と思わせるほど多かった。忙しくなろうが、暇になろうが、なんと言っても囲碁が一番魅力的なのだろう。忙しい時こそ囲碁をして楽しんでもらいたい。あまり長くない人生だから、せめて世界一楽しいゲームをしてもらいたい。
第88回高校野球選手権戦はベスト8が出揃って、いよいよ準々決勝に入る。高校野球は準々決勝が一番面白いと言われている。明日はどうやら見に行けないようだ。


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